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2015年08月27日00:32

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褐色矮星(暗黒物質の候補のひとつ)に 超土星>

土星の200倍の環をもつ天体発見

2015.01.29 Thu posted at 10:47 JST


土星の環の200倍の大きさ?=University of Rochester提供


(CNN) 地球から約400光年の距離に、土星の200倍の大きさの環をもつ天体が見つかったとして、米国とオランダの天文学研究チームが発表した。

この天体「J1407b」は2012年に発見されていたが、データを詳しく分析した結果がこのほどまとまった。「もし土星の環をJ1407bの環に入れ替えたとしたら、夜空で簡単に見つけることができ、満月の何倍もの大きさに見えるはず」。オランダ・ライデン天文台のマシュー・ケンワーシー氏はそう解説する。

研究チームはJ1407bが恒星「J1407」の手前を通過する際に、環が恒星の光を遮って起きる日食の現象を観測。環の大きさが巨大なことからこの日食は56日間も続いた。

ただ、この間ずっと恒星の光が遮られていたわけではない。30個ある環の中には密度が濃く光をほとんど遮ってしまうものもあれば、密度が薄く光を通しやすいものもあった。


また、輪と輪の間に隙間があることから、土星のような衛星がここで形成されていると研究チームは推測する。科学者の間では大型惑星の周りにある衛星は環から形成されるとの説があったが、土星以外でそうした現象が観測されるのは初めてだという。

米航空宇宙局(NASA)によれば、土星には少なくとも60個の衛星がある。

J1407bは惑星と恒星の間に位置付けられる褐色矮星という天体で、大きさは土星よりもはるかに大きい。「いわば超土星と考えてもいい」と専門家は指摘している。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
http://www.cnn.co.jp/fringe/35059654-2.html


褐色矮星(かっしょくわいせい、英:brown dwarf)とは、軽水素 (1H) の核融合を起こすには質量が小さすぎるために主系列星になることができない天体。



目次 [非表示]
1 概要
2 他の天体との区別
3 主な褐色矮星の一覧
4 参考文献
5 関連項目
6 外部リンク


概要[編集]





褐色矮星と恒星、惑星の大きさの比較。左から太陽(主系列星)、グリーゼ229A(主系列星)、Teide1(褐色矮星)、グリーゼ229B(褐色矮星)、木星(惑星)。
原始星において軽水素の核融合が始まるためには中心核の温度が300万-400万Kを超えなければならず、そのためには最低でも太陽の8%以上の質量が必要である。それ以下の質量しか持たない星では軽水素による核融合反応は起こらないが、重水素 (2H) は軽水素よりも低温で核融合を起こすことができるため、重水素の核融合は起こる。これに必要な質量はだいたい太陽の1%程度、木星の13倍程度と考えられている。しかし重水素の存在比率は低いため核融合反応は短期間で停止し、そのまま冷却していくことになる。これが褐色矮星であり、分類上は恒星にも惑星にも入らない。およそ木星質量の13-75倍程度の星が褐色矮星となるとされている。

一般的に、恒星が星雲から誕生する際には大質量星よりも小質量星の方が多く誕生する。この傾向が褐色矮星にまで延長して当てはめられるかどうかについては互いに矛盾する観測結果が報告されており、星形成領域ごとに褐色矮星の誕生しやすさに差がある可能性も含めて結論は出ていない[1]。いずれにしても褐色矮星の全質量は銀河や宇宙の質量や重力を考える上で無視できないものとなる可能性があるため、暗黒物質の正体の候補の一つに挙げられている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%90%E8%89%B2%E7%9F%AE%E6%98%9F

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