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2015年08月27日00:00

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かなしきヒットマン。

女性率の高いオフィスにお勤めの、わたくしマメシバ。
勤続11年目。

上司2人のみが男性ですが、その2名は代々余所からの天下りが来ることになっています。
つまり、定年後のおじいさんです。

天下ってくる人たちの共通点はね、ひとつ。
はたらかない。

ま、そりゃそうだと思います。
60過ぎて、新しい勤務先で、ばりばり働こうって人の方が希少でしょう。
でもね。

ふつーにお勤めしている女子事務員にしてみたら、
オイ忙しいんだからへらへらしてないで働きやがれ、とついつい悪態をつきたくなってしまう。

しかも、おじいさん達って、なぜか威張りんぼうの上から目線が多いんです。
ロクに仕事も覚えないで、
「ああこれはダメだねえ」とか
「ふつう、こういうことはしないんだよね」とか言いやがります。

...。
コロス。

こんな風に思ってしまう私たちを、誰が責められましょう。(←ダメw)


でもね、でもね、わたくしマメシバ。
ひところよりもだいぶ大人になりまして。
昼休みの雑談で、上司の悪口に花を咲かせる同僚を、たしなめたりするのですよ。
女性ばっかの職場だと、誰かが止めないと歯止めがきかなくて陰湿ないじめにも発展しかねませんからね。ベテランNo2としての役割ですよ。

が。

そんな状況で私が同僚から嫌われたり、ハブられたりしないのには、理由があります。
それは私がヒットマンの異名を取るから。


数年前、やはり働かないでエラそうな副部長が赴任されてまいりまして。
まあ御多分に漏れず、上から目線でハンコひとつ押すにももったいつけて数日かける人で
給湯室は口さがない悪口大会になっていました。

私マメシバ、みんなの悪口に密かに頷きつつも、
「まあ慣れるまでもう少し時間がかかるんじゃないかな」とか
「あ、でも彼、この間去年の資料をあたってたみたいだよ。意外と勉強してるんじゃない?」とかフォローしたりしてたんですが...。

イベントの手伝いにかり出された際、
働かないで口ばっか出してた彼を、
まったく悪気なく長机で挟む、という力技でねじ伏せてしまいまして。
それが結構な勢いだったらしく、相手を突き指させる、という実害まで与えてしまい...

結果、その事故から1,2か月後、彼は
「親の遺産が入ったから」
という理由で会社を辞めてしまいました。


ええええ、同僚から「マメシバさんグッジョブ!!」と褒められたのは言うまでもありません。
イヤ、マジで事故...。
長机があんなに滑りよく動くとは思わなかったのよ...。


んでそれからしばらく。
やはり新しく入った部長がいまして。
この人は、ヤル気があってざっくばらんなのはいいのですが
大声で怒鳴って部下に言うこときかそう、という古いタイプのおやじさんでね。
やっぱり、女子社員に軒並み嫌われていたわけです。

先日、休日出勤で11時間勤務がありまして。
一日立ち仕事で従事していたわたくし、駅のホームの下り階段でバランスを崩しましてね。

しばらく「わっわっ」と踏ん張ってたんですが、思った以上に疲れていた足に力が入らず、
とうとう「わーーー」と膝から崩れて、階段を前のめりに倒れたんですよ。

ちょうどね、私の斜め前を部長が歩いてましてね。
...そりゃ、掴むよねえ。
自分が危ないんだもの、藁をもつかみますよ。それがたまたま、藁じゃなくて部長だっただけ。


幸い、部長が踏ん張り、二人して階段落っこちずに済みましたが。
目撃していた同僚が、やっぱり言いました。

「さすがマメシバさん、そろそろやってくれると思ってたよ!」て。
イヤ、事故...


あれから1週間が経ちましたが、部長が辞めないことを祈る毎日です。
イヤマジで事故...。

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