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2015年08月20日10:12

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正岡子規の誤謬 ソローの一人暮らし

http://martin310.exblog.jp/19603312/

以前から 言いたかった、正岡子規の食べ過ぎを、この人は言ってくれた。

正岡子規は、栄養を摂らねばという信念にしがみついた人で、
ものすごい御馳走を、家族には食べさせずに、一人で毎日、食べていた。
この人は、経済観念も低かったけど、食事のことでも、間違っていたわけだ。

彼の親友の夏目漱石も、御馳走が好きだったけど、
子供が沢山いたせいもあって、高価な食事は出来なかった。

このサイトでは、ソローの「森の生活」の検索もしてくれている。
ウォールデンが、「池」だとは知らなかった。
実際には、直径1kmもあるのだから、湖と言っていいと思う。
うちの近くのため池でも、直径300mもあると、十分、湖の印象がある。

ソローは、ここで、誰にも拘束されない男の一人暮らしを満喫した。
あまり、友人も呼ばなかったから、裸になろうが、ごみだらけになろうが、
誰も文句を言わなかっただろう。

ただ、彼は、東海岸のインテリで、好きになった女性も、兄に譲るような人だったし、
清教徒風に、労働と読書に励み、記録し、毎日、ほっつき歩いていた。
この、ほっつき歩きが好きなのは、ワーズワースも同じ。
実に健康的で、生きる幸せを誰にも邪魔されず、味わえる生活だった。
宮沢賢治にも似ている。

ソローは、家業にも熱心で、鉛筆の製造の工夫もしている。
社会的にも、反戦や、奴隷解放に取り組んだから、
けっして、世捨て人として、隠遁したのではない。
世捨て人の生活も味わったわけだが、
彼は、実験生活として、2年の短期に終わる事を決めていた。


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