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2015年08月11日23:40

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「セシウムと少女」

9日は 「日本のいちばん長い日」、

10日は 「ラブ&マーシー 終らないメロディー」、

11日は 「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」を観に行きました。





「セシウムと少女」、

映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」代表 才谷遼の監督デビュー作だそうな。
アニメと実写のコラボ…というので色々期待したんだけど
お話が散漫で
“セシウム”を冠したタイトルから想像される内容はどこに??
みたいな映画になっていた。
成績優秀だけど学校では浮いている17歳のミミちゃんが7人の神様と出会い
病気が思わしくないおばあちゃんの九官鳥探しを頼むのだが
1940年代にタイムスリップ、
おばあちゃんと北原白秋のエピソードが展開する―
一方震災後東京に降ったセシウムの雨のせいで舌が痛むミミちゃんは
神様たちとセシウム測定の旅に出る―というのが2本の大筋。
ん〜…
これ全部アートアニメで構成すればよかったかもなー…と思ってしまう。
実写部分がポップでないわけではないけれども
アニメパートと比すと重たい。
全体によいしょよいしょと物語が展開して行くのを
辛抱しながら眺めている感が強くて
観終わって
これ、何を言いたかったのかね…? と置いてけぼりを喰らったような気になる。
セシウムって何だったの? 7人の神様って?
おばあちゃんの過去話って何のため?
と、何も受取れていないことに呆然。
いっそセシウムを外してしまった方がファンタジーとして成立しやすいのでは?
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コメント

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