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2015年08月11日22:30

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雄山閣11日目&生きがい療法

今日も雄山閣での大道芸です。今日は最後の綱乗りジャグリングで失敗がありましたが、お客さんのノリは非常に良く、かえって笑いになって助かりました。毎日涼しい屋内で温かいお客さんに囲まれて大道芸ができていて、大道芸人として非常に恵まれた境遇にいます。ありがたい限りですね。

さて、今日は一貫して関心を持ち続けている「笑いと健康」に関して書いてみようかと思います。

岡山県の医師、伊丹仁郎先生が、ガンなどの難病と闘うのに際して「生きがい療法」というのを勧めているそうです。病気と闘うには前向きにプラス思考で生きるのが大切だと考え、心理訓練法を考案しています。詳しい方法についての記述は書籍に譲るとして、生きがい療法の学習会では、ユーモアスピーチを取り入れているそうです。生活の中での笑い話を話して皆で一緒に笑う時間を作っています。人を楽しませようという前向きな気持ちや、ネタを探すために身の回りのことを見直して生きる意欲を持ってほしいという意図があるようです。

この生きがい療法を実践している患者さんの中には、モンブランに登頂するという目標を立て、それを実現した人もいるというから驚きです。前向きな気持ちが大事だという象徴ですね。

と、「笑い」の大切さを僕も何度も投稿していますが、僕がいざ病気になったら前向きな気持ちを持てるかなあと思うと、そう簡単には無理なんじゃないかなと思います。落ち込むのはむしろ自然なことであり、一度は気持ちが沈む時期を経ても良いんじゃないかと思います。難病の人を目の前にして、いやいや気持ちの持ち方が大事ですよ、と説教する気にはなれません。

ですが、モンブランに登頂した人がいるということを知っているだけで少し勇気が出ますし、日本人のメンタリティとして深刻なときに白い歯を見せるのは不謹慎だという思いがありますが、別に楽しい思いをすることに罪悪感を持つ必要は全くないんですよ、ということをお伝えしたくて、投稿してみました。
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