横須賀サマーフェスタ（その２）

　８月１日（土）は、この時期恒例の横須賀サマーフェスタ（サマフェス）に参加するため、横須賀に出動し、この日の目標は潜水艦上甲板公開、特別機動船体験乗船については（その１）で記したとおりですが、思わず見ることができた陸警隊やその他の様子について記します。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1944935786&owner_id=2488011（その１）

写真左：陸警隊隊員
写真中：一般公開された「やえしお」「きりしま」　その横を航行する水中処分艇
写真右：一般公開された「きりしま」

　特別機動船の体験乗船が終わりその待機列の遥か後ろを見ると、なんと陸警隊の幟が立っています。そして近寄ってみると陸警隊の活動が展示されていました。陸警隊は港務隊、水中処分隊とで構成される警備隊の一部隊であり、その名のとおり陸上警備を主任務とする部隊ですが、いろんな意味で資源配分が不足しているとの噂を聞いていました。しかし、今回の展示を見て、隊員の話を聞くと昨今の世界情勢を認識したからなのか、かなり重視されている様子が伺えました。いろんな話を聞きましたが、最後に基地警備の訓練展示を行うことをリクエストし長居し過ぎたので撤収しました。
・８９式小銃の保有（折り曲げ銃床含む）
・除染器材の保有
・港務隊と連携した港湾警備訓練
・東富士演習場の市街地訓練場での陸自との合同訓練
・各種個人装備の充実（官品私物ともに）
・立入検査隊とは別の特技
・副特技なので不足する艦艇部隊に主特技で引き抜かれるという問題
　
（左）横須賀陸警隊の幟　なお待機列がここまで伸びてなくて、体験乗船受付近くに移動させられてしまいました。
（右）化学防護衣と陸上戦闘服
　
（左）警備対処、警備犬、陸自との合同訓練、除染の写真展示　今まで見たことないものだらけでした。
（右）上腕ポケットの警備対処班エンブレム

　名残惜しく撤収しました。誰か警備隊の見学を企画願います。そして吉倉桟橋の方に向かいましたが、もう長蛇の列に並んで艦艇を見学する気力がありません。岸壁からその姿を眺めてもう撤収モードです。
　
（左）Ｙ３の「やまゆき」「おおなみ」
（右）Ｙ１の公開された"McCampbell"とＹ２の公開されなかった「たかなみ」
　
（左）体験乗船を行う特別機動船と水中処分艇　前者は高速航行を楽しみますが、後者はゆっくり航行するので撮影には向いてます。
（右）空自第２高射隊（武山）のパックＭ司
　
（左）今年のヘリ展示は驚きの陸自ＡＨ−１Ｓでした。
（右）横須賀音楽隊の演奏

　以上で暑さと満足感から1030に会場を撤収し、ショッパーズのサイゼリヤから会場を遠目に飲んだくれてました。そしてその後に横須賀駅から帰葉しましたが、その車中で合衆国軍側で「はつしま」「えんしゅう」が公開されていると知りました。まあ知っていても行く気力はなかったかもしれません。
　
（左）ヴェルニー公園から逸見岸壁の様子
（右）サイゼリヤで部活動

　しかし、このサマフェスが終わると真夏の海行事は終了な感じですが、田浦、下総、館山から観艦式と挑めることを期待します。ではあと２日働いて盆休みでなく盆暮有明海の祭典初日です。