第24回【ミラー・ドール】ゲームブックリプレイ

※ここより先はネタバレを含む樹島の冒険。それでも進む者は相応のネタバレる覚悟を持って進んでください。

これまでのあらすじ：４人目の挑戦者の旅立ち。

【目的】白の魔法使いから財宝の在り処を聞き出すこと。


●アタック04-2

老婆をトラバサミから助けた。
今回は判定いらずのスーパーアイテム、トラバサミ外し棒があるのだ！

ところで俺の中ではこの老婆こそが黒の魔女と確信している。

ということでいろいろ話を聞いてみることにした。
ボルノについては絶対に聞かん。アタック03の時はそれでヘソ曲げられちゃったからな。
そうすると、ドールについて、鳥人について、白の魔法使いについて尋ねることができる。

核心である白の魔法使いについて単刀直入に聞いてみる。
すると、「シー！　その名を簡単に口にしちゃいけないよ」ときた。
名前を呼んではいけないあの人……ヴォルデモートか！

そして、話せば長くなるようだ。
老婆は俺を家に来るように招く。
その家とは、草原にある象の足の上にある家だ。

やはりこの老婆は黒の魔女だった。そしてあの家は魔女の家だった。

老婆「あ、でも私これから島の外に出るしぃ〜」

って、駄目じゃん。

老婆「でもでもっ　家には私の妹がいるから、代わりに話を聞いてくれるよっ」

妹キャラか！　いいね！　きっとばあさんだけどね！！ｗ

ということで、象の足の家についたらパラグラフジャンプで黒魔女の妹に会えるようになった！

そしてそれだけではない。なんとこの魔女さん、他の質問にも答えてくれるという。
質問は１人１個までな穴賢者さんとは違って大盤振る舞いだ。嬉しいね。

ドールについて尋ねよう。
すると、山に主人のいないドールがあるという。
ああわかった。アタック01で仲間にしたシーフドールのことだな。
どうやら家に忍び込もうとしたため、はりつけにしたのだそうだ。
そうか、アレはこの魔女の仕業だったのか。

しかもシーフドール、魔女の家に忍び込んだ経験アリだったのか。
前の俺、あいつに同じ場所への忍び込み、やらせちゃってたよ。

鳥人について尋ねよう。

鳥人は古代、白の魔法使いが創ったとされる種族。
鳥人たちはその言い伝えを信じ、白の魔法使いを信仰している。
鳥人たちは白の魔法使いを崇めるため『ヤシロ』を建てているのだそうな。

そしてこの情報を聞くと、ヤシロに直接向かうことができるようになる。
多分あの平地管理人が居た場所から先の草原へのルートだ。

ではヤシロに行ってみるか。

結局回り道はしたものの、当初考えていたルートに戻ってきたようだ。

鳥人がいないか慎重に警戒しながらヤシロに近づく。
サイコロ振って判定があったが特に何ごともなく中に入れた。
鳥人たちは何故、自分が住んでいる集落とは別のこんな場所にヤシロを作ったのだろうか。

ヤシロを物色すると、魔法使いの男の肖像画があった。
おそらくこれが白の魔法使い（鳥人視点でやや美化）なのだろう。
肖像画が飾られてると見られてる気がしてしまうのは、【火吹山の魔法使い】でザゴールの肖像画と対決した経験を思い出すからだろう。
あの時、かつての俺は肖像画の視線に射すくめられ、たまらなくなってチーズを投げつけた。しかし効果はなかった。当たり前だ。


他に、タカの鳥姿と大きな木の箱がある。
鳥姿の用法はわかっているし、まずは木の箱に興味があるね。
箱を開けてみると、鳥の姿のドールであった。

まさかのドール。鳥人にとっては神聖なものなのか。

バードドールに血肉を注入し、旅の従者としました。

コレ、鳥人に会ったら神聖なドールってバレるよな。
これまでのルートでは今後会う鳥人は商人バーディウスと穴賢者か。
どちらも風変りな鳥人だから大丈夫とは思うけど、気をつけていかないとな。

バードドールは技術点９、献身点３だ。
既に献身点があるところを見ると、誰かが使ったことがあるのだな。
そして特殊能力として、何と、火を吹くことができる。炎の呪文の代わりに使えるのだそう。
かなり強いぞ。

せっかくだからタカの鳥姿も持ってっちゃうか。
ん。先の選択の時と、進むパラグラフ番号が違う、な。
これはもしや、時間の経過とともに発見されるリスクが高まる仕掛けかな？
そんなことにびくびくしつつ、タカの鳥姿を着てみた。
そしたら何かビジョンが見えた。

キャンプファイアの周りを熱狂的に踊る鳥人たち。
激しい太鼓。そして空へと舞い上がる俺。

なるほどこのビジョンは、鳥姿で空飛ぶ儀式のものだな。
これを着ると空を飛べるということを示唆しているのか。

不意に気配を察知する。鳥人たちがヤシロに接近しているようだ。
もしやこの鳥姿のおかげで察知できたのか。
俺は見つからないよう、そっとヤシロを抜け出した。

次回、魔女の妹に会えるかな？

■登場人物
サルス：第４の挑戦者。猿すぎるの略。
エドガー王：先王崩御により王位を継承した若き王。
白の魔法使い：国家財産をガメたラスボス候補で前王の側近。
ボルノ老：【白の魔法使い】の執事。なのに遠くに住んでる。
黒の魔女：老婆。ボルノ嫌い。
バードドール：火を吐く、飛べると特殊ギミック満載のドール。


【ミラー・ドール】ゲームブックリプレイ　目次ページ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942923923&owner_id=7076225

次へ
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=7076225&id=1944879517