mixiユーザー(id:34664676)

2015年08月05日21:38

1430 view

SEALDsについて

尾木直樹氏、憲法3原則否定の議員に「即刻辞めて」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=3551672


安保関連法案に反対する学生団体 SEALDs(シールズ)って最近よく耳にしますよね?


私は彼らの活動を新聞やネットで知り、実際の集会の様子を少しですが見たことがあります。それを踏まえて率直な感想を述べたいと思います。


感想その1『なんかやり方が右翼団体みたいだな』


正直な話うるさいです。右翼団体の街宣車並みとは言いませんがうるさいです。正直周辺の施設は確実に迷惑だと感じていることでしょう。


感想その2『意味がわからない』


彼らのサイトも拝見し、最初に思ったのが『何これ?』ですね。安保法案に反対する組織なのだから戦争の悲惨さや虚しさを説いているかと思ったのですが、出てきた内容は『私たちは、戦後70年でつくりあげられてきた、この国の自由と民主主義の伝統を尊重します。そして、その基盤である日本国憲法のもつ価値を守りたいと考えています。この国の平和憲法の理念は、いまだ達成されていない未完のプロジェクトです。現在、危機に瀕している日本国憲法を守るために、私たちは立憲主義・生活保障・安全保障の3分野で、明確なヴィジョンを表明します。』と冒頭に書かれています。


まあ、立憲主義と安全保障は関係あるとは思いますが、生活保障は関係ないでしょ?


特定機密保護法にしたってなんで必要になったかが全く書かれていません。


では何故、特定機密保護法は必要になったを私なりに解説します。


特定機密保護法とは簡単に言えば、外交や防衛などに関する国の機密をもらした公務員らに罰則を科す法律です。これらの法律が必要になったのは、日本の航空管制官がエアフォースワン(日本で言えば政府専用機)の航路をTwitterにアップしたことや民主党政権が隠蔽しようとした、中国漁船衝突事件の動画がYouTubeにアップされてしまったことが発端とみられています。中国漁船衝突事件については確かにあの動画が出回って我々国民は知ることができました。しかし、国の保安に携わる人間が内部資料を漏洩してしまうという日本の情報管理の杜撰さを露呈してしまいました。また、エアフォースワンの件では米国から強い抗議があったそうです。


感想その3『これは共産主義の考えでしょ?』


まあ、今の日本は資本主義で成り立ってますよね。それは誰でも中学生ぐらいになれば公民などの教科で習う筈です。その資本主義を批判し、消費税増税や非正規労働等を前面に押し出し、その裏には共産主義を隠して主張しています。

大体、ブラック企業は企業が待遇が悪であってその責任を政府に押し付けるのはお門違いです。内容は分配だの公平だの書いてありますが、働かないのに金だけ欲しいなんてどんだけ厚かましいんですか?


感想その4『中国がパートナー?』


正直、『本気で頭のお薬が必要ですか?』と言いたくなります。中国が中国漁船衝突事件の時に何をしたか知らないんですか?一方的にレアアースの禁輸を行ったのですよ?あの頃、日本経済を危機に陥れようとした相手をパートナーと呼ぶのですか?それは相手が銃をこちらに向けているのに友達だから撃たれないと言ってるようなものです。

また、中国は今でも輸出量を衝突事件前の水準には戻していません。それでも日本が危機を乗り越えられたのは『元素戦略プロジェクト』に参加した多くの大学の科学者、財界人、文部科学省・経済産業省の人間が集まり、レアアースの輸入依存を改善する為の研究が行われたからです。結果として中国はレアアースの最大輸出先を失うことになり、日本は輸入量の大幅削減に成功したのです。彼らが居なければ私たちは中国の言いなりになるしかなかったでしょう。彼らは日本のHEROと言えるでしょう。しかし、多くの人々はこの事実を知りません、何故ならばメディアで報じないからですね。


首相の靖国神社参拝にも触れています。ですが、首相が何のために参拝したかが書かれていません。


それに日本は唯一の被爆国という認識をしている時点で大きな間違いです。核兵器は爆弾だけではありません。湾岸戦争、ボスニア紛争、コソボ紛争、イラク戦争でも核は使われています。


これらの戦争で使われたのは『劣化ウラン弾』というものです。名前だけ聞くと弾頭にウランを仕込んだ核兵器のような印象を受けますが、実際は劣化ウランを主原料とした合金を使用した弾薬のことを指します。ですが、ウラン自体は化学的な毒性を持つ重金属であるため、使用によって人体への影響、自然環境に劣化ウランを放散してしまう等の問題が議論されています。


劣化ウラン弾を装備している国は米国、英国、フランス、ロシア、中国、カナダ、スウェーデン、ギリシャ、トルコ、イスラエル、サウジアラビア、ヨルダン、バーレーン、エジプト、クウェート、パキスタン、タイ、台湾、韓国だそうです。


感想その5『非現実的な目的を掲げている』


先の大戦による多大な犠牲と侵略の反省を経て平和主義/自由民主主義を確立した日本には、世界、特に東アジアの軍縮・民主化の流れをリードしていく、強い責任とポテンシャルがあります。私たちは、対話と協調に基づく平和的かつ現実的な外交・安全保障政策を求めます。


もう、解りますよね?一国が世界を平和にできるなら、苦労はしません。それができないから国際連合があり、法と秩序ある世界づくりを加盟国は目指しているのです。また、日本が太平洋戦争をした理由は昭和天皇の玉音放送で明確に説明しています。どうか全文を読み、理解をしてください。



さて、かなりの長文になりましたが、私なりにSEALDsについて感想を述べてみました。ここで私は彼らと唯一共有できる共通項があることを知ってもらいたいと思います。それは『戦争はすべきではない』ということです。


安保法案に賛成している人々だって戦争は嫌なんです。できれば外交で決着がつくならばその方が良いと思っている筈です。


我々はこれからの日本という国の行く末を共に考え、未来を生きる新しい命にそのバトンを渡すことが役割であり責任ではないか?と私は考えています。
60 18

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する