※ここより先はネタバレを含む樹島の冒険。それでも進む者は相応のネタバレる覚悟を持って進んでください。
これまでのあらすじ:コルス、貴族風のドール、アルマドールには近づかない方が無難ということを、身をもって体験した。
【目的】白の魔法使いから財宝の在り処を聞き出すこと。
●アタック04
ここまででだいたいのルートは通ったような気がする。
それを踏まえて行きたいところをいろいろ考えてみよう。
あ、そういえば、自称白の魔法使いの執事、ボルノに会った後、最初の商人に会う前に分岐では、まだ選択していないルートがあったな。
ここまでの3回のプレイを振り返ると、ボルノに会う前のルートはどうやら全て、ドールが手に入るようだ。
山ルートではシーフドール。海ルートではアクアドール。
山→草原の魔女のところにもドールがいた。無理に奪おうとは思わなかったが、多分あのドールも入手可能。
となるとあとは、海→草原ルートの先だ。
そのルートはアタック02の時に一度行こうとしている。
しかし平地管理人を名乗る鳥人が追いかけてきて、行くなっちゅうもんだからやめたんだ。
今回はそのルートを行ってみるとしよう。
シーフドール。アクアドール。コインドール。魔女の持つドール。ボルノの持つドール。そしてこれから行くルートのドール。
このゲームでは、6つのドールが手に入る可能性があるようだな。
さあ、4人目の挑戦者だ。
名前はサルス。
名付けてもいつも「俺」の一人称なので意味ないだろと言われそうだが、気分の問題だ。
サルス 技術点8 体力点18 運点9
やや心許ない挑戦者だが、がんばってもらおう。
低い技術点の挑戦者のとき、問題はいかにして虎龍を突破するか、だな。
こうして4人目の挑戦者サルスは、エドガー王のお願いを聞いて、樹島の土を踏んだのである。
まずは海側に行き、船着き場のはしけを調べて足跡発見。
追跡したらば1人の鳥人に遭遇。狩人然とした鳥人で、両手に猿人の頭を持っている。
友好的に接したいが……や、やばい。
今回の俺はサルスだ。どうしよう、これまでの挑戦者も猿顔だったが、今回の俺は名前からして猿だ。これ以上ないってくらいに猿だ。プロゴルファー猿や。
「こんにちは。俺、サルス。猿じゃない」
鳥人の警戒心はマックスっぽい。
武器を捨てて話しかけるか聞かれたが、それはしたくない。
何故ならアタック01の時にその展開で、いきなりボルノさん家を案内されたからだ。
俺は鳥人の村にまだ興味がある。
なので武器は捨てずに友好的に近づいて話しかけてみた。
*鳥人は にげだした*
あ。。。
俺は結局、無策で森の中へ。
道なき道を運だめしで切り抜け、しかも失敗して体力を失いつつ、鳥人の村にたどり着いたのだった。
村で休憩しながら話を聞いてみる。
すると面白い話が聞けた。
鳥人は白の魔法使いを神のように崇めていると。
なるほど。鳥人は白の魔法使いに創られた種族だったな。
会う方法は、半年後の祭りまで待つか、ボルノに手引きしてもらうことだと教えてもらった。
半年後には白の魔法使い、この鳥人村まで来るのか。
半年ぐらいなら待ってもいいんじゃね?w
この依頼、特に期限は切られてなかったよね?w
まあ、冗談だ。国家財政の危機なのだから、そこは早めになんとかしたいところだ。
村を出てボルノん家へ。
自称白の魔法使いの執事ボルノ老から4度目となる説明を聞く。
・白の魔法使いは千年樹の上。
・最後の試練『魂吸いの間』を抜けるにはドールを手に入れ人身御供とせよ。
・その他細かいアドバイス
繰り返しになるんでポイントだけであと省略。
さて、海沿いの道を選び、次の分岐に差し掛かったところで平地管理人の鳥人が追いかけてきた。
「草原に行ってはいけないのである。トラバサミがあむないのである」
いやいや、そう言わないで、行かせておくれよ。行ってみたいんだよ。
「ヤシロがあるから、この道は特にダメである」
ヤシロ?
「鳥人にとって神聖なところである。この道を行くと大変あむないのである。どうしても草原行くのなら、一旦戻って別の草原ルートにするのである」
とにかく神聖な場所で、鳥人の中でも選ばれた者しか入れないとのこと。
これ以上粘ってもいいことないな。
ここは嘘でもなんでも「わかった。この道はやめるよ」と言っておこう。
すると鳥人は安堵。そしてトラバサミ外し棒を売ってくれた。おお。これは良い。
平地管理人の鳥人と別れ、さてどうするか。
にしてもこの鳥人、このルートの先に神聖なヤシロがあることを素直に教えてくれたり、俺がこの道を行かないのを見届けないで帰っちゃったり、すっごく素直で人がいいんだな。
このまま草原を進んでヤシロに行くのが最初のプランでしたけど、トラバサミ外し棒を手に入れたら別のことを試したくて仕方なくなっちゃった俺。
ここから最初の分岐に戻って別の草原に進めるっていう。
そっちに行くとトラバサミにかかった老婆がいる。
前回は助けたもののボルノの話題なんか出したせいでまともに話を聞けなかった。
トラバサミ外し棒があれば確実に助けてやれるし、ボルノのことさえ話題にしなければちゃんと話ができるかもしれない。
ちょっとそっちに行くのも面白いかもしれないな。
俺は別ルートを進んでみることにした。
自分がトラバサミにかかりそうになり、運だめしで回避した。
そして、老婆がまさにトラバサミにかかっている現場に着いた。
ここでトラバサミ外しの出番だ。
俺はさくっとトラバサミを外してやると、老婆と話をすることにした。
次回、手に入れるドールは何か?
■登場人物
サルス:第4の挑戦者。猿すぎるの略。
エドガー王:先王崩御により王位を継承した若き王。
白の魔法使い:国家財産をガメたラスボス候補で前王の側近。
ボルノ老:【白の魔法使い】の執事。なのに遠くに住んでる。
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