mixiユーザー(id:6697069)

2015年07月29日21:31

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鬼ノ城その1

昼食後、総社市の北の山地にある鬼ノ城(きのじょう)へ…発掘後に復元整備はされていて、きちんと公園化されているんですが、僕好みのスポットに有りがちなマイナー観光地です(飲み物の自動販売機が未設置なくらいには…地権者さんがゴミを嫌ったからだと思いますが)。

鬼ノ城は、標高400〜600mの山上に築かれた朝鮮式古代山城で、日本書紀には築城記事は載っていないので何時ごろ造られたかは不明なのですが、軽く1000年以上前(7〜8世紀)の山城です。
出土状況が良好だった西門(左・中)は推定復元されています。基礎の石は出土品をそのまま使用していました。
城壁(右)は、基礎と一部が花崗岩(おそらく山中から調達したもの)の石組みで、土を踏み固めた大規模な築地塀(土を踏み固めて重ねたもの)が回らされていました。
もっとも、復元された以外の場所は遠の昔に崩落していて、基礎や残存石垣が「神護石」となって残ったものと思われます。

多分、観光客のほとんどは西門までみたいですが、かつての城壁に沿って探索ルートが整備されているので、ぐるりと一周しました。
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