mixiユーザー(id:6848434)

2015年07月20日00:31

135 view

『正解の無い練習問題』 (あるコミュニティーに参加して…)


マイミクさんの参加していたコミュニティーで、『正解の無い練習問題』というトピックが立ちました。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5922574&id=78498436&comment_count=37

“問い”という形で“創作をする上で発生した問題”が提示され、それについて“どの様な打開策”や“考えなければならないポイント”の意見などを交換するというトピックです。

【トピックの説明文】
創作活動をある程度続けていると、おのずと自分なりの流儀や方法論めいたものが固まってくる一方で、他の方々はこういう場合はどうするのだろうということに興味を持ったり気になったりということも増えてくるものです。
素直に尋ねてみるのはもちろんとてもいい方法なのですが、やりとりが会話に終始するため実際の作例に接するところまではなかなかいかない憾みがあります。ならばいっそ問題集の問題文みたいな形で問いかけてみたら、作例つきで答えがもらえるのではという思いつきで立ててみたのがこのコーナーです(ここしばらく中坊の愚息の宿題に付き合わされて、かれこれ40年ぶりに問題集に接する日々を送っているせいでもあるのですが)

冒頭に問1とか問2という具合に問題番号を付けていただき、回答者も冒頭に問3への回答例といった具合に明記して、ちょっと学校気分を味わいつつやりとりを楽しんでいただければと思います。よろしくお願いいたします

そして、以下の問いが今回の例題でした。

【問1】

あるグループがプレイしたコンピュータRPGをもとにした小説を書こうとしています。各地に潜む6体の中ボスを全て倒して6つの宝珠が揃うとラスボスが出現し、これを倒すとクリアというタイプのゲームです。原作がコンピュータRPGなのでプレーヤーキャラクターのレベルアップを考慮して、ゲーム上では順々により強い敵と遭遇するよう配慮されています。

これをそのままストーリーにした場合、敵との戦いだけに注目すると当然後になるほど戦いの難易度が一直線に上がってゆく形になりますが、それでは結局ゲームのシナリオをそのままなぞるだけになってしまうという意見が出たため、小説の方は3番目に原作での6番目の敵と遭遇する形にすることで、中盤とラスボスに遭遇する終盤の2つのクライマックスを持つシナリオを目指すことになりました。

中盤のクライマックスの後、試練そのものの難易度が下がることをどう埋め合わせするかに留意しつつ、全体のおおまかなシナリオを作ってみて下さい。



☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  


7月17日という台風が日本列島を直撃をした日で、交通機関のマヒが心配で予定していた外出も取りやめていました。
幾つか、その日の用事をこなす内に夕方頃になんとなくまとまった物が出てきたので、一気に考え方の整理と“シナリオ形式の、問題の状況下の話”を創作しました。
戦隊物を下敷きに、問題の“第3宝珠を取りに行かず、第6宝珠を取りに行き、ラスボスにも遭遇した、その直後辺りの話”にしています。

【 シナリオ形式の回答 】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1944282928&owner_id=6848434


☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  



さて、問題についてのポイントの整理です。

宝珠が6つ有るのに第6の宝珠を第3の宝珠より優先させて取りに行くと言うことから、次のことが問題になります。

1.ラスボスとであって勝てず、再戦をするが何が足りなかったのか?
2.ラスボスの問題とは別に、第6の宝珠はどうなったのか?
3.第6の宝珠を手に入れたなら、その力は使えるのか?

また、問題自体が汎用性の有る“具体的な設定は定めてないRPG”なので、実際に次の点は具体的にどうなっているのかが疑問です。

4.本来は宝珠は順番に手に入れ、少しずつ強い相手と戦って行かなければならないけれど、そこに普通の理由は有るのか?
5.ラスボスにも普通の事情は有るのか?
6.RPGパーティーのメンバーの個性と、弱点は?


  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


今回は、戦隊物の様な5人組のパーティーを考えてみました。

次に書くのは、個人的に問題とは別に設定したパーティーの設定です。

戦隊物ベースのRPGパーティーなので…

A.強化服(変身した戦隊スーツ)はターンエネルギーをターン・チャージして行う。
B.ターンエネルギーは各個人ごとに、必要量まで溜まる時間が異なる。
C.強化服の力と、宝珠の力は別物である。
D.宝珠の力は五行の法則に従い、相生と相克が存在する。
E.RPG世界に属する物は全て、五行のエレメントの支配下に有る。
F.宝珠の力は生身でも使えるが、一定以上の巨大になったエネルギーは強化スーツが無いと制御出来ない。



【宝珠の持つ、五行の特性】


五行の相生は、次の順になる。
相生とは“別のエレメントを生じさせる関係性”である。

土 → 金
金 → 水
水 → 木
木 → 火
火 → 土

“相生”の関係は、仲間をサポートし、力を与え増幅する為に使う。

反対に、敵に対するときには“相克”の関係性を用いる。

木 は 土 に剋つ
土 は 水 に剋つ
水 は 火 に剋つ
火 は 金 に剋つ
金 は 木 に剋つ


【パーティー(エレメント戦隊ホウジュマン:宝珠マン)】

赤:暁タギル(宝珠レッド)  属性は火
青:静ミチオ(宝珠ブルー)  属性は水
黄:大野ハルカ(宝珠イエロー) 属性は土
緑:豊シゲル(宝珠グリーン) 属性は木
ピンク(金):鬼城モモ(宝珠ピンク) 属性は金



【宝珠】


第1宝珠 土の属性
第2宝珠 金の属性
第3宝珠 水の属性
第4宝珠 木の属性
第5宝珠 火の属性

第1宝珠から第5宝珠までが、相生の関係性でつながる。
順に宝珠の力をつなげることで、最終的に第5宝珠に巨大な“火の力”が作られる。

第1宝珠から第5宝珠まで、力を加算して渡していくのは、ゴレンジャーの必殺技に同じ。
ただ、その完成までがシリーズの話の柱となるところが違う。

巨大な“火の力”とは、火山の力である。
故に、第1宝珠を持つ大野ハルカが“巨大な火の力”の発言の時に重要となる。

宝珠レッドの暁タギルは、まだ第4宝珠を持つ豊シゲルとの関係が重要としか考えてない。

火山の噴煙だが、溶岩の赤が第5宝珠の暗示をし、黒煙の黒が天空にある第6宝珠へのを暗示する。

【敵】

各地のボス  トウチマン
部下の用心棒 ジンボー兵

その他に、人の住む天地より高い処を統べる力の源、第6宝珠が有る。
第6宝珠は天空城に存在する。

天空城は人の住む天地に置いて力を持ちすぎたが、かといって神族にまでは成れなかった者を閉じ込める牢獄宮でもある。

ラスボスは、神族になり損ねた“力強き者”である。


【第6宝珠】


第6宝珠は、虚空(宇宙)の力であり、イメージカラーは黒である。

宝珠マン達は、第1宝珠第2宝珠を手に入れたあと、無謀にも第6宝珠を手に入れようと、天空城に潜入。
宝珠は手に入れるが、ラスボスは倒せずに地上に戻った。

宝珠は宝珠マン達の集めた力が足りず、地上界では“喋ることの出来る黒い犬”の姿となっている。
第6宝珠は、第5宝珠と関係性を結ぶ為、第5宝珠を持つ宝珠レッドにのみ“幾つかの特殊な力とアイテムを与える”事がある。



  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆



なお、宝珠マンには戦闘中に人数が揃ったら、変身のエネルギーが足りずスッピンの戦士が居ても、お決まりの見栄を切らないといけないという“鉄の掟”があります!
もちろん、見栄の時に巻き上がる爆発は、変身している戦士の数だけです(大笑)


1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する