ふとした疑問

■中高年リターンライダーが今、増加するワケ
(dot. - 07月17日 16:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3521759

そもそも、中高年リターンライダーとやらは増加しているの？
それは何に対して、もしくは何時と比べて増加なの？

この５年、僕の周り（車やバイクの買い換えが把握できる程度の関係）では、
お子様の手が離れたのでバイクを購入された方はお一人しか居ない。

・・・推測。
単純に、人口比率で中高年のライダーが多いって言ってるだけなんだろ〜な・・・。




一般社団法人日本自動車工業会の二輪車市場動向調査報告書でも読むか。

http://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2009Motorcycle.pdf
http://www.jama.or.jp/release/news/attachement/20120404_two_wheeled.pdf
http://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2013Motorcycle.pdf


斜め読みだけど、増えてる・・・とは思えないなぁ。
需要構造でいう「一時中断・再度購入」にリターンライダーは含まれるハズですが、
2001年度の全体比率は10%、2013年度で16%ですね。
スゴイ、6%も増えてるよ！！

・・・ところで二輪車需要台数の推移は
2000年度で816千台、2012年度では428千台。

比率が増えても総数が減ってたら、
「増加している」とは言えないよね。


そもそも、「一時中断・再度購入」の構成年齢比率が
2000年と2012年で激変しているならともかく、
それは資料からは読み取れないよ。

むしろ、排気量別の購入形態を読むと
「一時中断・再度購入」が増えているのは
「51〜125cc」。



結論。
「原付二種のリターンライダーが増えている」

うん、メーカーとして販促に繋がる文句じゃないねｗ
それに、利幅が大きい、大型車が売れた方が儲かるだろうし。

リターンライダーって幻想は、
印象操作だと思う。