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2015年07月14日22:28

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ただそれだけのこと

■安保法案、国民支持広がらず 各社調査で「反対」目立つ
(朝日新聞デジタル - 07月14日 00:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3514871


別に私は右翼でも左翼でもないが、今回の安全保障法案については賛成派だと思う。


「今回の安全保障法案が可決されると日本が米国の戦争に巻き込まれる」という意見が目立つが、そもそも、日本の防衛の一部を米軍に頼っておきながら、「米軍が攻撃を受けたら知らんぷりです」なんて都合のいい関係がありますか?


そもそも米国が国連安全保障理事会の決議もなしに行ったイラク攻撃やユーゴ爆撃などの場合、日本が参加するのは集団的自衛とは言えず、参加を求められても参加できません。 やったらそれこそ侵略と言われるでしょう。


また、憲法9条と同趣旨である威嚇と武力行使の禁止は、国連憲章、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(通称・日米安全保障条約)にもあり、憲法を変えてもどうにもならないのが現実です。

特に国連憲章第51条(自衛権)では、この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持又は回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。


解りやすく言えば「個別的でも集団的でも自衛権の行使は認めるけど絶対に国連に報告しなさいよ」ということです。


つまり、日本の集団的自衛権の行使容認や安全保障法案が認められても、実際の行使の理由や内容を報告しなければなりません。


日本が軍国主義の復活を狙っているとの反論もありましたが、当時と今では政府も体制も大きく違うことを理解してください。かつての政府は国際連盟を脱退、軍部が絶対的な発言力を持ち、国民も熱に浮かされたようでした。しかし、今は国際連合に属し、軍部が政権を握ることは無くなりました。


反対派はもう少し冷静に分析しそれでも納得できないなら反対すれば良い。賛成派は最大限に理由を説明すれば良い。


ただそれだけのことだと思うがね。

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