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2015年07月14日04:19

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花組梅田芸術劇場公演「ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—/宝塚幻想曲」

7月11日(土)16:30開演の公演をB席で観た。

8月に行われる宝塚歌劇団第2回台湾公演を前に、7月10日〜16日の7日間試演的に上演。芝居は、言わずと知れた宝塚の大ヒット演目を2本立て公演の芝居として凝縮。ショーは今年3月〜6月にかけて上演した作品を台湾公演向けに一部変更。

おなじみのオーバーチュアから幕が上がると、まずは小公子、小公女、ばらの少年少女たちの上に輝く電飾タイトルの文字が「凡爾賽玫瑰」(「ベルサイユのばら」の中国語表記)、そして最初の歌い出し「御覧なさい 御覧なさい ベルサイユのばぁ〜ぁ〜ら♪」も中国語の歌詞で歌われて(ま、その後は普通に日本語詞で歌ってたけど)、さすが台湾公演仕様だと感心。
プロローグではフェルゼン(明日海りお)、マリー・アントワネット(花乃まりあ)、オスカル(柚香光)を漫画のパネルの後ろから登場させつつ3人の関係をしっかりと披露、その後も大胆なダイジェスト版ながらボートでの逢瀬やメルシー伯爵(汝鳥伶)の説得場面はしっかり入れて(説得場面の前に、メルシー伯がまずは正面から訪問して執事のデュガソン(和海しょう)や召使達に断られる新場面まで設けて、辻褄が合うようにしていた)、もちろんフェルゼンのナンバーはほぼノーカットだけど、他の登場人物のナンバーは「格」に合わせてカットして(アンドレ(芹香斗亜)には歌があったけれどオスカルには歌が無かった(今宵一夜の場面はカットで一番の見せ場はバスティーユの戦い)…それは案外いいのかもしれないが)、マリー・アントワネットが断頭台への階段を昇ってゆく場面までを2本立ての芝居サイズの長さに収めていた。
そうそう、スウェーデンの花祭りの歌がおなじみの曲とは違ってた(初めて聴いたよ)。

ショーは、これまた台湾公演仕様として、中詰の大幅改変(台湾の曲を使用し、人数が少なくなったことにも対応)、タンポポの場面の後、芹香さんが幕前で歌っていた場面が、芹香、柚香、瀬戸、鳳の4名による台湾のヒット曲を歌いながら客席通路を回る場面に変更(明日海さんは別の場面で客席通路を回ってた)など、公演チケット持っていないけど実際にこの目で確かめたかったら、8月20日(木)に台湾公演の千秋楽の模様を映画館で上映(実際の千秋楽は16日(日)なので「ライブ」ではない)するから観てみてねという感じ。
それにしても、人数が減った分、下級生の顔と名前を覚えるいい機会となりそうだ(とりあえず、男役の最下級生の方から2名は覚えた)。

この公演、いちおう、8月にも生で観る予定(=友の会でチケット取れたものだから、台湾公演にも行くことにした)なのだが、ちゃんと行って観て帰ってこれるかな。いつの間にやら台湾行きまで一か月切っているし…

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