■隊員リスク「実際下がる」＝安倍首相
(時事通信社 - 07月08日 23:01)
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安倍晋三は、国会等で祖父・岸信介が締結した日米安全保障条約のあと、日本は戦争に巻き込まれることはなかったということをよく口にする。では何故日本は戦争に巻き込まれることがなかったのか、その理由については、何ら言及はない。
では、岸内閣が国民の反対を押し切る形で締結した日米安全保障条約後も日本は戦争に巻き込まれず済んだのか。それは、岸内閣のあと、日本の歴代内閣が�爛魯版畢疇盂佞�続いたからである。つまり日本国憲法第九条を尊重する内閣が続いたからである。
湾岸戦争時、アメリカのブッシュ大統領から日本の首相であった海部俊樹に自衛隊の派兵要請があったという。しかし海部俊樹はその要請を断った。何故それができたのか、日本には憲法第九条があったからである。日本国はいままで憲法第九条を口実に自衛隊の海外派兵を断ってきたのである。しかしお金は出した。だか�狷�本はカネは出すが人は出さない�瓩箸いΕ▲瓮螢�の批判が�爛肇薀Ε洵瓩箸覆辰審位馨覆篷姫匸覆�何とか「集団的自衛権」行使容認を強く官邸に要望するようになった。
そのような官僚の動きを背景にして安倍晋三は、「集団的自衛権」行使容認を閣議決定し、今国会で安保法案という�狎鐐菲＾騰瓩鯆鷭个靴燭里任△襦�それは、岸内閣の日米安保条約と同じ動きであり、８割以上の国民が反対の意思を示しているのにかかわらず、である。
安倍晋三は、岸信介が国民の反対を押し切る形で締結した日米安全保障条約後も日本は戦争に巻き込まれずに今日に来たのかという、その理由を考えようとも知ろうともしていない。そのくせ、リスクは少なくなるということだを繰り返す。しかし憲法九条をなきものにして、今後アメリカから自衛隊の海外派兵要請を売れた場合、それを拒む口実は何に求めるのであろうか。
日本はアリメカのいいなりになり、集団的自衛権行使することのできる国、つまり�狎鐐茲垢觜餃瓩砲覆辰討靴泙Δ里任△襦�そうなれば、安倍晋三はいわゆる�猴淹瀘蕨性瓩鮖�ちだすのであるが、第一次世界大戦はいわゆる�猴淹瀘蕨性瓩砲茲辰動�き起こされたという。戦争にならないためにヨーロッパ各国が軍事同盟を結び、その軍事同盟がきっかけになってある国の皇太子暗殺事件を発端に第一次世界大戦が起こったのである。
安倍晋三は歴史から何一つ学ぼうとはせず、ただ国際紛争に対して日本も武力をもって参戦することが国際貢献だと考えている。そしてそのような武力貢献によってのみ日本は世界に評価されるのだ、日本国民は日本国民であることに誇りが持てるのだと思い込んでいるような輩である。まさしく愚か者としか言いようがない。アメリカのイラク戦争が今日の世界にいかなる影響を与え、その影響によって日本人人質殺害事件につながっているにもかかわらずである。つまり安倍晋三は、自国民の生命・財産を簡単に見殺しにする愚か者であり、今後もそのような安倍晋三による犠牲者が日本国民のなかにも生じてくる可能性があるのである。
さらにいえば、日本がはたしてアメリカを守れるだけの軍事力をもてるのか、持っているのか、そのことには全く答えようとはしない。もしも持つためには、具体的にどのような軍事力が必要になるのか、こういった具体的な事案や必要経費は一切上がってこない。今の軍事力のままでは自衛隊員のリスクを抑えることはできない。では、そうするために、どのような軍事力か必要で、そのためにいくらの予算が必要なのか、そのような話は全く国会でもなされていない。はたしてそれで本当に自衛隊のリスクは高ならないのだろうか。
昨日、「日本国民の知的レベルを自分だと考えている安倍晋三は国民を馬鹿にしている。―わたしたちの知的レベルはそんなに低くはない」という日記を書いて、いやしくの自分の国の首相を呼び捨てにするお前に�狠療�レベルを論じる資格はない�瓩箸い�書き込みがあった。では、�狠療�レベル�瓩箸浪燭世蹐Δ�。わたしはその大きな要因の一つに、歴史から何を学ぶのかという学習能力もあると考える。そのためには、いかに多くの歴史書、とくに近・現代史に関する学術文献に当たるのか、ということによると考えている。
ある大学で学生にあるテーマを与えて、それに関するレポートを作成するというテストが行われた。その時に書籍を活用して書いたレポートとインターネット内の情報だけで書いたレポートの比較が行われていた。結果はやはり書籍にあって書かれたレポートの方が優れているという結果が出ていた。というのは、与えられたテーマに対して自分なりの考えを書いていたのは書籍を読んで書かれたレポートであった。そのようなテストを行った教授によれば、書籍というのは、自分なりの想像力を引き出す�猴焦鬮瓩�あるが、ネット上のデータにはその�猴焦鬮瓩�ないからで、そのことが自分なりの考えをかけるか否かの差につながっていると説明していたのを、あるテレビの報道番組で見た覚えがある。
従って、わたしはネット上の情報よりも書籍での情報を重視したいと考える。というのも、書籍は出版社の目を通しているからである。もしも学術書としてのレベルに到達していない内容であれば、そのような書籍を刊行すれば、その責任は出版社自身に帰ってくる。だから学術書であれば何をことである。
実感、話が横にそれてしまったが、安倍晋三が自衛隊員のリスクは高ならないというその根拠を示してもらいたい。
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