■ヘイトスピーチの実態、全国調査へ 五輪やサミット控え
(朝日新聞デジタル - 07月03日 05:24)
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昨夜、BS-TBSの報道番組『週刊報道 LIFE』で�爛悒ぅ肇好圈璽舛呂い沺蘇集修亮�由の問題を絡めて�瓩箸いΔ里鮓�た。
ヘイトスピーチとは、「国籍、人種、民族、性など、マイノリティに対する攻撃」というように提起されるが、この番組のゲストであった安田浩一氏によれば、社会的多数派、少数派という�猯牢愀賢瓩鯒愀覆砲靴榛絞姪�行為をというのだと語られていた。
そしてヘイトスピーチと言えば、在特会だその代表格であるが、その在特会が主催するヘイトスピーチデモに参加するのは、右翼でもなければ民族派でもない、ごく「普通の一般市民」だという。では彼らはなぜそのようなデモに参加するのか。安田氏によれば、ある特定の�狹┃瓩鮑遒蟒个掘△修療┐鮃況發垢襪海箸納�分の存在を確かめようとする。そのような人が増えているという。
そしてヘイトスピーチの対象も、在日コリアンの人だけではなく、生活保護受給者、東日本大震災の被災者、福島第一原発での避難されている人たちにまで及んでいる。とくに東日本大震災や福島第一原発事故避難民の人たちに対しては、「おまえたちは何時まで国の世話になっているんだ」という罵声を浴びせているというのである。そのような事実をわたしは全く知らなかった。
ヘイトスピーチとは単に国籍や人種、民族の異なる人たちに対するものだけではなく、何らかの形で「交付金」をもらっている人たちに対しても行われているというのである。つまり東日本大震災や福島第一原発事故で家も家族も仕事も友人も故郷も失ったという大きな悲しみを抱えておられるということに目を向けずに、ただ国からあるいは東京電力から「交付金」等のお金を支給されている、受け取っている、ただその点だけを攻撃するというのである。
在特会は、在日コリアンの人々に「日本から出ていけ」「ぶち殺す」という暴言を吐いているが、わたしたち日本社会は、過去に関東大震災時に、朝鮮人が井戸に毒を入れたというデマによって�狡�鮮人狩り�瓩半里靴董�朝鮮人を虐殺した過去を持っている。つまりヘイトスピーチがユダヤ人迫害やホロコーストに結び付いたというのは、決して他人事ではないのだ。
ヘイトスピーチの問題を考えていくとき、どうしても�猊集宗Ω析世亮�由�瓩箸いμ簑蠅貌佑�当たる。在特会等はヘイトスピーチも�猊集宗Ω析世亮�由�瓩世伴臘イ靴討い襪里世�、では在特会等のヘイトスピーチデモで「ぶち殺す」といわれた在日コリアンの人たちはどうだろうか。かられは押し黙るしかない。それは彼らから�猊集宗Ω析世亮�由�瓩鮹イ辰討い襪海箸砲覆襦�つまり他人の�猊集宗Ω析世亮�由�瓩鮹イΩ⇒�は何人も持っていないのだ。他人の�猊集宗Ω析世亮�由�瓩鮹イΝ猊集宗Ω析世亮�由�疆�認められていないし、許されていないのだ。
さらにいえば、２０１３年沖縄県の現知事である翁長雄志氏が政府に辺野古沖移設反対の決議後を政府に提出した後、東京をデモ行進したことがあった。あのときに「売国奴」「国賊」「非国民」「日本から出ていけ」という罵声を浴びせられ、しかもそのような罵声を止める人は一人もいなかった。その事実に�牴�縄差別�瓩魘�く深く感じ、その怒りが今日の沖縄での辺野古沖基地建設反対運動につながっているとも聞いたことがある。
国連は再三にわたって日本政府に対して、ヘイトスピーチ規制法を制定を求めているが、日本政府の動きに鈍い。ここにきてようやくヘイトスピーチの実態調査を始めるという。あまりにも遅すぎるという感はあるが、2020年東京五輪を控えて、国際的な目を気にしなければならないからなのだろうが、もしテコンドウの大会で在特会が乱入してきたら、日本の顔は丸つぶれになる。その可能性さえもあるのだ。
在特会の元代表である桜井誠は自分が愛国者だと思い込んで、ヘイトスピーチを繰り返している。しかし桜井誠らの言動を国際社会は、日本の人権意識は�猖鳴�鮮並み�瓩世噺�ているのだ。日本人の人権意識は北朝鮮と同レベルだとみなされているのだ。桜井誠の言動は日本を貶める行動でしかないのだ。
繰り返すが、自分の�猊集宗Ω析世亮�由�瓩�他人の�猊集宗Ω析世亮�由�瓩鮹イΝ猊集宗Ω析世亮�由�疆�、何人も認められていないし、許されていないのである。ただ一点、外に�狹┃瓩鮑遒蟒个靴修療┐鮃況發垢襪海箸砲茲辰銅�分の存在を確認しようとする姿勢は、今の安倍晋三の政治姿勢そのものなのである。その意味で日本政府がヘイトスピーチ規制法制定に対して極めて消極的であるということもわかる気がする。
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