ジョージ・ミラー、ジョージ・オギルビー監督 ワーナーブラザーズ
3作目にして少し方向転換をしてしまった感があります。なんだか不思議な作品になっています。
荒野を彷徨うマックス(メル・ギブソン)は飛行機に襲われ持ち物の全てを奪われてしまいます。徒歩で行きついた先はバータータウンという物々交換でまかなわれる町、ここではある程度の秩序があるのですが、争い事は当事者2人の闘いで解決され・・・というのが冒頭です。
とある動物がエネルギーの元だったり、町の秩序という概念を入れてみたり、子供というキャラクターを前面に押し出したりと、とても意欲的な変化を目指してはいると思うのですが、ちょっとマッドマックス感の薄い仕上がりになってしまっていると思います。
正直よく分からない展開もあり、コメディ要素も多すぎるように感じました。
どこかまとまりに欠ける印象もありますし、もうひとつ乗り切れませんでした。
それでも、なかなか見るべき部分の多い作品です。
マッドマックスの世界が好きな方にオススメ致します。
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