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2015年07月05日20:56

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バイきんぐ単独ライブ 『クイーン』 後編

※バイきんぐ単独ライブ 『クイーン』の後編です。前編は一つ前に戻れば読めますが、ネタバレを含みますので、十分ご注意ください。尚、後編も同様です。

・拷問
椅子に縛り付けられた青年(小垰)。そばに、男(西村)が立っている。男は、縛り付けられた青年をボコボコに殴っている。影マイクで声がする。ボスらしき声『その政治家が持っている書類のありかを聞きだせ。』 男「はい。」 再びボコボコに殴る。ボス『まだ。はかないのか?監視カメラで見ているからな。しっかりやれ!』 男「はい。」 再び青年を殴る。男「安心して下さい、小垰さん。僕は秘密警察の者です。」 青年「え?」 男「今はカメラがあって、監視されています。信用させないといけませんから。大丈夫です、僕は秘密警察の者です。」 男は再びボコボコにする。青年「・・・痛い・・・。」 男「大丈夫です。僕は秘密警察の者です。」 そう言いながら再び殴る。青年「ちょっと・・ちょっとまて、痛いんだケド。」 男「信用させないといけませんから。」 青年「少し手が加減して殴ってもらえないかな?」 男「やってみます!」 再び青年を殴る男。男「・・・手加減出来ないみたいですね。」 青年「オマエ、ポンコツだな!」 男「大丈夫です。僕は、秘密警察の者です。」 ボスらしき男の声。『・・まだはかないようだな。スタンガンを使え。』 男「はい。」 青年「おいおい・・。」 男はポケットからスタンガンを出し、構える。「大丈夫です。僕は秘密警察の者です。」 男は青年にスタンガンをあてる。青年「うわぁ〜!!!」 男「大丈夫です。僕は秘密警察の者です。」 青年「大丈夫じゃねえよ!・・・・・何だよ、オマエ、さっきからバカみてえに、『僕は秘密警察の者です。』って!」 男「コイツ、このくらいじゃはきゃしませんよ。これを使いましょう。」と、ポケットから拳銃を出す。青年「オイ!バカ!」 男は躊躇なく男の足を狙って拳銃を撃つ。青年「いてえ!オイ!」 男「静かにしろ!」 男は続けざまに、拳銃を男の足元に向かってぶっ放す。ボス『・・・・それは・・・いくらなんでもやり過ぎじゃないか?』 青年「ほらみろ!ボス、少し引いてるじゃねえか!」 ボス『私は少し席を外す。いいか、今から1時間以内にはかせておけ。』 男「分かりました。」 男は、再び青年を殴る。男「大丈夫です。僕は、秘密警察の者です。」 青年「オイ!」 男は再び青年を殴る。男「これからチャンスを伺って脱出しましょう。大丈夫です。僕は秘密警察の者です。」 青年「オマエ!今だろ、脱出する絶好のチャンスは!」 青年を再びボコボコに殴る男。男「大丈夫です。僕は秘密警察の者です。」 青年「オマエは秘密警察の者なんかじぇねえ!自分の暴力に酔ってるサイコ野郎だ!あの〜、ボス〜!!ボス!もう言います。書類は右ポケットの中です」 男は殴り続ける。青年「あの、ボス!助けて、ボスー!!!」

西村氏の狂気演技バージョン。これ、本当にちょっと怖かった。西村氏が、陶酔してる感じもなくて、淡々と殴ってるようにも見えて、逆に怖い。この人、本当に秘密警察の人だったんだろうか?てか、そもそも秘密警察って何だ?(^_^;)

・2人で遊園地(休憩編)
空いている売店があったので、休憩を取る。西村氏「ビールがあるよ!」 小垰「ビール飲もう。さっきの草の味をビールで流す。」
西村氏が、カシューナッツのデッカイ瓶を出す。西村氏「おつまみもあるよ。」 小垰氏「カシューナッツ。あ、良いね。俺、好きだよ。」 暫くすると、2人の子供が気が付いてやってくる。少年「一緒に写真撮って下さい。」 「良いよ。」 少年「(身振り付きで)何て日だ!」 小垰氏笑う。少年「お願いします。」 少年2人と一緒に写真を撮るバイきんぐ。少年「小垰さんに会うなんて、何て日だ!」 小垰氏笑う。少年は、よほど嬉しかったのか、カメラから見切れても、「小垰さんに会うなんて、何て日だ!」と言っている。西村氏「俺もいるんだけどね・・・。」(申し訳ないが、私、大爆笑)

これは、仕方ないよ。だって、子供はフレーズギャグに弱いもん。西村氏はフレーズギャグないもん(^_^;)。(「何て日だ!」も本来は、ツッコミ台詞であって、ギャグではないが)

この子供がとても礼儀正しくて、私は好感を持った。撮ってもらう時にちゃんと「お願いします。」と言っていた。そうだよね。お礼とお願いは大事。

その後、くるくる回るブランコのような乗り物に乗る。絶景が見えて、はしゃぐ2人。自然にカメラに手を振る小垰氏。小垰氏「結構上まで行く。うわぁ〜。」

・定食屋
カウンター席の定食屋。店の上にメニューが書いてある。客(小垰)「じゃあ、お勘定。」 店主「はい。トンカツと納豆とビールで、6800円ね。」 客「はぁ!?」 店主「6800円。」 客「そりゃ、高いだろう!ぼったくり。ぼったくりだ。」 店主「そんなコトないですよ。」 客「俺、トンカツと納豆とビールしか頼んでねえぞ?」 店主「6800円。トンカツ1000円、ビール500円。」 客「うん。」 店主「納豆2000円。」 客「そりゃ高いよ!ぼったくりだろ?」 店主「良い納豆なんですよ。」 客、メニュー表を見て「確かに、値段書いてねえけどさ。」 店主「時価なんで。」 男「納豆に時価なんてねえよ!それにしても、あとの残りはなんだよ。」 店主「テーブルチャージ料が3300円。」 客「テーブルチャージ料?!ここ、定食屋だろ?定食屋でそんなモン取るの?・・・てか、そもそも、ここ、カウンターしかねえじゃねえか!」(私、爆笑。確かに。) 店主「払ってくれないんなら警察呼びますよ。」 客「良いよ。呼べよ。」 店主「本当に呼びますよ。」 客「良いって言ってるだろ。呼べよ!」 客は自ら警察に行こうとする。店主「待って、待って下さいよ!」 客「・・・何だよ?何かこんなコトする理由でもあるのか?あるなら、理由くらいは聞いてやるよ。」 店主「儲けて、もっと贅沢な暮らしがしたかった・・・。」 客「分かった。オマエ、クズだな。」 店主「違うんですよ。この間、歌舞伎町のキャバクラに行ったんですよ。」 客「しかも、そこそこ贅沢な暮らししてやがる。」 店主「そのキャバクラでぼったくられたんで、同じ気持ちを味わってもらおうかと。」 客「何だそれ?」 店主「2時間で2000円取られました。」 客「妥当だね。何ならそこそこリーズナブルだね。」 店主「確かに女の子は割と可愛かったですケド。」 客「何処にあるか教えろよ!その店何処にあるか教えろ!俺はそこの常連になるね。」 いくら話しても平行線。客はうんざりする。客「分かったよ、払うよ。」 店主「有難うございます。7500円。」 客「さっきより値上がってんじゃねえか!この期に及んでぼったくろうとしてんじゃねえよ・・・全く。ほら、6800円。」 店主「有難うございます。また、いらして下さい。」 客「どんな心境で、今、その言葉言ってるの?」

途中、小垰氏が何回か同じ台詞を言う場面があったのだが、台詞忘れたのかな?と思った。アドリブで繋いで、その間に思い出したのかな?と。客が急に「払う。」と言うのがちょっと唐突なような気がしたが、これは、そういう狙いなのかも知れない。

・2人で遊園地(絶叫マシン編)
絶叫マシンに乗るコトにする2人。小垰「コレ、結構怖いやつだよ。」 2人で乗る。2人の悲鳴が凄く聴こえる。西村氏は腕にカメラを付けているのだが、怖かったのか、ずっと手摺を握っていて、何も撮れていない(^_^;)。「ひやぁ〜」 「うわぁ〜」 声だけ聞こえる。(大きいブランコみたいな絶叫マシン)

疲れた顔で降りてくる。西村氏「なめてたね・・・。」 小垰氏「結構凄かったね・・・。」

・葬式
葬儀場。号泣する男(西村)。喪主(小垰)「このたびは、有難うございます。・・・はい。もう、95歳でしたから。大往生なんです。・・・はい、これも皆様のおかげかと。はい。」 号泣する男「何だよ!何で死んじゃったんだよ。うわぁ〜ん!!」 喪主「・・・あの・・・。すみません。そんなに悲しんで頂いて、故人も喜んでいると思います。すみませんが、故人とは一体どのようなご関係だったんですか?」 男「他人です。」 喪主「・・・・はい?」 男「他人です。無関係です。」 喪主「・・・は?」 男「うわぁ〜ん!!!」 喪主「・・・アナタ、無関係で良くそこまで泣けますね?」 男「だって、死んだんですよ?悲しいじゃないですか!うわぁ〜ん!」 喪主「・・ぶっちゃけ、喪主の私が、さほど悲しんでないんですよ。95歳でしたし、長生きだったんで。」 号泣する男「・・・あ、僕、葬式マニアなんです。」 喪主「・・・葬式・・マニア?」 男「はい。良い葬式があると、来ちゃうんです。コレは、良い葬式です指でOK。(サムズアップで笑顔で答える)」 喪主「はぁ・・・。」 男「今日でもう3軒目なんですけど、これは良い葬式です指でOK。」 喪主「そうですか・・・。」 男「はい。受付の感じ、祭壇の感じ、参列者の感じ、どれも最高です指でOK。」 喪主「葬式マニアって言うのは・・・。」 男「あぁ。葬式の時、誰だか良く分からないって人来ませんか?」 喪主「あぁ!いるな。こんな人いたってかな?って言う人。」 男「その人たちは、大抵葬式マニアです。」 喪主「えぇ!」 男「葬式には、大体2割くらい葬式マニアの人がいるんです。」 喪主「へぇ〜。」 男「あ、あの人もそう。あ、あの人も。あの人にも会ったコトがある。あ、あの人も。この葬式、5割くらいが葬式マニアですね。」 喪主「気持ち悪い。何でそんなに来ちゃうの?」 喪主「だから、それは、この葬式が良い葬式だからですよ指でOK。」 サムズアップをやたらするのが気になったのか、喪主「その指、食ってやろうか?」 男「あの〜、すみません。神輿担がせてください。」 喪主「何、神輿って?」 男「棺桶のコトです。」 喪主「ダメだよ。あれは親族がやるんだから。他人がやってたらおかしいでしょ?」 男「・・・やっぱりダメですかぁ〜・・・。あ、あのグリルは何処ですか?」 喪主「グリル?」 男「火葬場のコトです。」 喪主「あ!グリルね。焼くからね。なるほどね。業界用語みたいな、そういう物があるんだ。他には?」 男「宝くじ。」 喪主「・・・?」 男「香典です。」 男「プリクラ」 喪主「遺影?」 男「そうです。」 喪主「マズイ。だんだん楽しくなって来た。マズイぞ、テンション上がって来た。俺、喪主なのに。静まれ、俺のテンション!(絶叫する)」(私、爆笑) 男「ハゲ。」 喪主「坊さん!」 男「いえ。ハゲた参列者のコトです。」 男「そのまんまじゃねえか!」 男「あの、この後、他の葬式に行くんですが、一緒にどうですか?」 喪主「・・・(少し間がある)・・・やめとく。」 男「(残念そうに)そうですかぁ・・・。僕、そろそろ行きますね。」 喪主「・・そうか。こんなコト言うの何だケド、また来いよ。うち、“アブナイ奴”が親戚にいるから。」 男「はい。あ、これ。香典です。」 喪主「え!?いやこれは貰えないよ。」 男「いえ。良い葬式でしたから。」 喪主「悪いよ。」 男「いえ。貰って下さい。」 喪主「そうかい・・・。」喪主は少し戸惑いながらも受け取るが、凄く厚みのある香典袋に驚嘆する。喪主「え?!これ、凄く入ってるじゃないですか!(中身を確認して)こんなに?」 男「ええ。僕、金はあるんです。」 男は悠然と立ち去って行く。

金持ちの道楽なのかな?とオチを見てちょっと思った。  

・2人で遊園地(ランチと遊び編)
ランチタイム。
芝生がある。小垰氏「何かシェルターみたいなのがあるけど、大丈夫か?」 確かに隅っこにコンテナハウスみたいなのが何棟かあった。

座って準備。西村氏が出して来たのは、流しそうめんの機械。西村氏「流しそうめん。」 小垰氏「あ、良いじゃん。」 西村氏「沢山茹でて来た。600gある。」

流しそうめんの機械でそうめんを流す。つゆを受け取り食べる小垰氏。「美味い。コレは美味いは。何か言おうと思ったけれど、文句のつけようがない。美味い。」 西村氏「また、爆弾おにぎり作って来た。」 凄くでかいおにぎり。小垰氏食べる。小垰氏「いや・・・美味いケド・・・相変わらず圧が・・・。」(握力が強いらしく、おにぎりをみっちみちに握って、ご飯の量が半端ないのだ) 西村氏「多分、それ1個で1合くらいあるから(笑)。」 西村氏「なめこの味噌汁もある。」 小垰氏「美味いねぇ。なめこの味噌汁美味いねぇ。」もう、顔が笑っちゃってる。美味くて笑うレベル。

遊びの時間。毎度お馴染みシャボン玉。小垰氏「新作あるじゃん!」 シャボン玉を作りながら歩く魔法使い小垰再び。1回目のピクニックの時、シャボン玉を追って行ったら、鳩の死骸があった。(そのVTRが流れる)

今回シャボン玉を追っていくと、その先には。相模湖の絶景。「うわぁ〜!」 「綺麗〜!」 「絶景スポットだ!ここ、絶景スポットだ!」 小垰氏「1回目の時、シャボン玉追って行ったら、鳩の死骸があったんですよ。それが、今回、湖の絶景。随分ステップアップしましたよ。」

スクラッチ罰ゲームという物をやる。スクラッチを削って、出て来た罰ゲームをやるという物だが。小垰氏が削ってみる。小垰氏「・・・これ・・キッツイは。キツイ。」 出たのは『20秒間エアギター』。エアギターの様子はEDロールで。

・マキガミ
喫茶店。座っていた男(西村)がやおら青年(小垰)に話しかける。男「マキガミさんですよね?」 青年「は?違います。」 男「マキガミさんですよね?」 青年「いえ。人違いです。」 男「いえ。俳優のマキガミさんですよ。絶対そうですよ。」 青年「違いますよ。」 男「そうですよ。僕、ファンなんです。ワイシャツ殺人事件のマキガミさんですよね?」 青年「誰だよマキガミさんて・・・。」 男「その後の続編、Tシャツ湯煙殺人事件、ポロシャツ京都殺人事件も全部見ていて・・・。」 青年「何だよそのシャツシリーズは。クソつまんなそうだな。」 男「写真良いですか?」 青年「ダメですよ。」 男「そうですか・・・。」 男はメモを出して何かしだす。青年「何してるんですか?」 男「デッサンを。」 青年「良いよ、撮れよ!」 男「有難うございます。」 青年「デッサンの圧に耐えられないは。」 男は顔をもの凄く近づけて写真を撮る。青年「近い、近い近い!」 男、満足気に「有難うございます。」 青年「最早、ただのおっさんの2ショットだよ・・・。」 男「あの・・・サイン下さい。」 青年「ねえよ。サインなんてねえよ。」 

男は、やおら笑い出す。「アハハハハハ。」 青年「何だ?」 男「嘘だよ!全部ウソ!アンタで3人目。何でこんなコトするかって?暇だからだよ。スゲエ暇だからだよ!」 男は哄笑し続けるが、青年は真面目な顔に戻り「・・おい、オマエ、演技に興味ないか?」 男「は?」 青年「俺は、演出家なんだ。ずっと、オーディションをしてるんだけど、オマエみたいなサイコな感じ・・そういう奴がいないんだ。今の全部嘘なんだろ?全部演技でやってたんだろ?」 男「・・・あぁ・・・。」 青年「暇なんだろ?だったら良いじゃないか。どうだ?やるかやらないか今すぐ決めろ!」青年は男に詰め寄る。男はたじろぐも「やる。」 今度は青年が笑いだす。青年「嘘だよ!全部嘘!俺が演出家のワケないじゃねえか!俺は売れねえバンドマンだよ。何ちょっと人生決めかけてんの?アハハハハハ・・・。」 哄笑する青年に男「・・・実は、私は音楽プロデューサーで。」 青年「流石に、もう無理。」

・挨拶
EDロール部分でエアギターを弾く小垰氏が映る。エアギターなのに、何故か口で「キュイーン」と音を出していた(^_^;)。
この遊園地企画。続きがあり、それは、DVDに収録されるらしい。

挨拶に出て来る2人。
小垰氏「何だよ。単独ライブの最後に、エアギターで滑ってるところ出すって何だよ?」
小垰氏「もう、年だね。ヘロヘロだよ。体力がない。今まで、西村は、台詞覚えるのも早いケド、忘れるのも早い。俺は、台詞覚えは遅いけれど、覚えたら絶対忘れない・・だったのに、西村は、覚えるのが遅くてすぐ忘れる。自分は、覚えるのが遅くて忘れちゃうようになった。」と。

「でも、来年もまたやると思いますので。」と。

こんな感じのライブでした。また1年後くらいにあるのでしょうかね?
見た目、小垰氏の方がヘロヘロ感が強かった。大声を出すのはお互い同じなんだケドね。

バイきんぐは、5分ネタが、テンポよくポンポンと出て来る感じで見やすいですね。
そして、西村氏の狂気はあるも愛嬌のあるあのキャラクターは良いなと思う。
そして、西村氏は、料理が上手くて気遣いが出来て、彼女だったら最高なんじゃないか?と思った。まぁ、オッサンなんですが(^_^;)。
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