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2015年07月05日03:24

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月組東京公演「1789―バスティーユの恋人たち―」その1(新人公演)

7月2日(木)18:30開演の新人公演をB席で観た。
今回の東京公演の上演期間は6月19日(金)〜7月26日(日)。大劇場で本公演を2回観ているが、東京公演については新人公演が初回観劇。

1本立て公演の新人公演ということで、本編のうちプロローグのバスティーユの場面や、マリー・アントワネットがルーレットの衣装で歌う場面など、それにフィナーレ部分をカットし、上演時間を休憩無しの1時間55分ほどに圧縮して上演(新人公演演出担当:谷貴矢)。カーテンコールまで含めると休憩無しで約2時間、コンサートではよくあるけれど、宝塚では滅多にないことだったかな(トップスターの退団公演のショー+サヨナラショー+退団者挨拶だとそのくらい行くか…近頃生で観たためしが無いや)。場面としてカットされたいくつかのエピソードについては、新たに加えたセリフで状況を説明させたり、説明台詞の時に紗幕の中でかいつまんで再現したり(王太子ルイ・ジョセフが立ち上がる場面等)していたのはうまい演出処理だと思った。

主演は「明日への指針(2014年)」以来、1作おいて二度目の主役となる暁千星さん(98期)。前回の主演時に比べ歌唱力や演技力ががアップしていて成長ぶりがうかがえた。
先日発売された月組本で対談メンバーに入る等順調に上げられているけれど、この人だけということではなく、他の人とも競わせつつってことにしてほしいかな…
トップ娘役愛希れいかさんの演じたマリー・アントワネット役は美園さくらさん(99期)。この人かなりでかいのだけれど雰囲気は確かに男役より女役の方が合っているかと思う。現在研三ということを歌えていたし演技も良かったと思うけれど、姫役者というより女王とか伯爵夫人とかが似合いそうだと思った。

あと、主だった役どころでは、新人公演としてはうまくて恰好よかったと思ったのがロベスピエール(本役:珠城りょう)の蓮つかささん(97期)。上手いけれど主役路線とはちょっと違うかと思ったのがダントン(本役:沙央くらま)の春海ゆうさん(96期)。デムーラン(本役:凪七瑠海)の夢奈瑠音さん(96期)も主役路線には…かな。
ペイロール(本役:星条海斗)の輝月ゆうまさん(95期)は普通。アルトワ伯(本役:美弥るりか)の朝美絢さん(95期)は案外映えなかった感じだったかな。

今回の長は、たぶん「ベルサイユのばら」(2013年)以来の新人公演出演となるトップ娘役の愛希さん(95期)。もちろん名前のあるような役ではなく、バスティーユ監獄の兵士やら民衆女やらだったが、すぐに目に付いた。同じく、本公演では役付きで活躍しているけれど、この新人公演ではアンサンブルだった晴音アキさん(95期)や海乃美月さん(97期)には、特段スポットが当たっていなくてもすっと目が惹きつけられた。パレロワイヤルの場面での乞食役だった輝月さんや蓮さんも目に付いた。

もう一つおまけに目についたのは、開演直前に2階席にやってきた上級生ジェンヌ達がいたこと。2階最後列の私の席からだと誰だか判別は付かなかったのだけれど、トップスター龍真咲さんほかだったとか…
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