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2015年07月04日21:14

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単剤と合剤と

普通に病院で処方される薬は一つの薬に一つの成分=単剤と言います=が普通です。
なもので、各諸症状に対応させるため、いくつかの単剤を処方することになるわけですね。

ちなみに・・・。 市販薬(OTC)の総合感冒剤の成分表を見てください。
いろいろなものが含まれていますよね。 こういうのを合剤と言います。
で、これを病院で処方される薬(単剤)で網羅しようとすると・・・
1-カロナール(解熱) 2-メジコン(鎮咳) 3-ポララミン(抗ヒスタミン剤) 4-ムコダイン(去痰) 5-ノイチーム(消炎) てな感じでしょうか? で、ビタミン剤を入れると 6-ノイロビタン・・・ かな?

てな感じで6種類くらいになっちゃいます。

単剤のメリットとして、投薬治療の柔軟性が持てるてのがあります。
その時その時の症状に合わせて、医師が薬の組み合わせを変えていくことができる。。。ってことです。
また、万が一副作用などが現れたときに、どの薬が悪さしているのかの見当が付けやすく、他の薬に切り替えやすい。。。てのがあります。

ただ、最近の医師は、あまり何も考えず、同じ薬を機械的に処方してたり・・・ってのも少なからず居ますし、患者側からすると、やっぱり何種類もの薬を服用するという心理的な抵抗感と、いったいどこまで飲んだのかわかんなくなったり飲み忘れたり・・・てこともあるので、最近は医師が処方する薬も合剤が増えてきています。

ただ、種類は少ないけど、成分の種類数は変わんなかったりするので・・・
そこらへんは注意してください。

まあ、闇雲にあれもこれも(薬で)治そう・・・ってのはやっぱり無理があって、
生活習慣やストレス解消や、食事、運動なども含めて、いろんなところからアプローチしていくべきだとは思いますが。

高齢者はまあそこら辺が難しいのですが、高齢者になって生活習慣病が二進も三進も行かなくなる前に、できることはやっていく・・・てのが必要かなぁ?

高齢者4割が6種類以上の薬服用
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3498989
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