DH制にすべき？

余談ですが新しく実況プレイ始めました。よろすく。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26535128


さて、交流戦ではセリーグ側が惨敗、勝ち星を散々パリーグに持っていかれましたね。
ぼくは長年野球を見ていて、どうしてパの方が強いのか、あまり深く考えなかったんですよ。
でもこの間、ラジオで解説者が喋っているのを聞いて、なるほど、と目から鱗が落ちました。

セとパの最大の違いはＤＨ制。
パリーグの投手は、ＤＨ制の相手と対戦することによって、切れ目のない打線と勝負することになり、その結果、投手力が鍛えられる。
例えばセなら、投手の打順が近いとき、野手との勝負を避けて投手の打席まで回して討ち取る、という「逃げ」の戦法があるわけです。
パはそれができない。ならば常に、打者を打ち取る勝負をしなければならない。
すなわち、攻める投球、インコース攻めです。
ガンガンインコースに投げる、というわけではないと思いますが、少なくともセリーグの投手よりはインコースに投げる場面が格段に多くなるわけです。

一方の打者も、投手がそうやって攻めてくるわけですから、インコースを打つ経験というのも豊富になってくる。
新人ならばともかく、ある程度の経験をつんだパの打者ならば、インコース攻めにも慣れてくる。
（つまりインコースを捌ける打者でないとレギュラーには遠い）
厳しい攻めを強いられる投手と、それを打ち返す打者という構図で、鍛えられていくということですね。

実際にこれが正しい理屈かは分からないですが、なんかすっと納得できたので紹介してみました。
個人的には、セリーグもＤＨ制だっていいんじゃないかと思うんですがどうでしょう。