■攻殻機動隊 新劇場版
相変わらず話が複雑なんですけど、新しい登場人物は9割方敵だって分かっているので、特に問題はないのかなーと。いろいろあってファイアスターターの小隊が判明して終り。最後は素子の容姿のデザインが『普通の草��素子』になっていました。つまり、原作（あるいは旧劇場版やSAC）に合流したと言うこと。これで一区切り、自作の企画は今んとこないよってことですね。ひょっとすると、坂本真綾は少しずつ田中敦子の素子に寄せるように演技を変えていたのかもしれないと、ちょっと思いました。音響監督があえてそういう注文を出すのもどうかなあと思うので、自発的にかな……？ 相変わらずロジコマが可愛い切ないです。これで打ち止めと思うとちょっと寂しいですね。
■マッド・マックス 怒りのデス・ロード
実はオリジナルの映画は観たことないのですが、たぶん違う話なんだろうなあ。唐突に、何の説明も無く状況が始まって、２時間ずーっとバトルが続くという、それだけの話。頭の悪そうなDQNがヒャッハーしまくる、それだけの話です。その割にマッチョ信仰的な空気はあまり感じなくて、不思議な映画ですね。たとえて言えば、ドリフのコントが突っ込み不在のまま延々続くような……。ギャグに寛容でない人は見ない方が良いですよ。観るかどうかは慎重に決めるべきです。
ログインしてコメントを確認・投稿する