最強の明治憲法論(仮)
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=6581993&id=3422165
改憲の議論が高まっていう中、満を持して登場!なこの一冊。
・・・mixiのレビューの発売日とタイトルがなんかおかしなことになっていますが
この本は、タイトルの通り、「帝国憲法ができるまで」の話と「出来たあとの運用の話」「廃止されたあとの日本国憲法の話」になっています。
これを読むと、護憲派はともかく改憲派と呼ばれる人たちさえも、所詮は「日本国憲法」の枠組みの上で踊っているだけでしかないことに愕然とします。そして、でたらめな憲法と言っても70年も運用を続け、もはや無効とも言えないほど慣習を積み重ねてしまった現実。
その間、聖徳太子からの流れを汲む大日本帝国憲法は、ずっと貶められ、日本人の記憶から消し去られるように仕組まれてきました。
この本の結論では
「日本国憲法を廃止するために、日本国憲法の改正手続きを経て大日本帝国憲法を復活させるべし」と提唱しています。
現段階では、日本国憲法の改憲どころか憲法解釈すら許さない風潮ですが、いつの日か帝国憲法に立ち帰れる日がくるのでしょうか?
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