mixiユーザー(id:110966)

2015年06月16日22:06

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読書】食生活と身体の退化

図書館で借りた本
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=110966&id=1943006651


ちょっと書評とか読んでみて。 食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響 ウェストン・A. プライ.. http://www.amazon.co.jp/dp/4540102699/ref=cm_sw_r_tw_dp_OEbGvb08XCK84 @amazonJPさんから


内容説明

現代文明と接触し食生活が「近代化」しはじめたとたん、先住民族の口腔や顎の構造がどんなに打撃を受け、劣化しはじめるか。―1930年代に世界各地で10数年にわたるフィールドワークをつみ重ね、その事実を明らかにして現代人の食生活に警鐘を鳴らしたウェストン・プライス博士の記念碑的「古典的名著」が、いま、読みやすい形で日本人に提供される。
目次

なぜ先住民から学ぶのか
衰退の一途をたどる近代文明
スイス―孤立集団と近代化集団
ゲール族―孤立集団と近代化集団
イヌイット―孤立集団と近代化集団
北アメリカ先住民―孤立集団と近代化集団
メラネシア人―孤立集団と近代化集団
ポリネシア人―孤立集団と近代化集団
アフリカ諸種族―孤立集団と近代化集団
オーストラリア先住民―孤立集団と近代化集団〔ほか〕
著者紹介

片山恒夫[カタヤマツネオ]
1910‐2006。大阪歯科医専卒(現・大阪歯科大学)、豊中保健所、大阪府歯科衛生士養成所長、大阪府衛生部、市立豊中病院歯科部長を経て片山歯科研究所を主宰した。元日本歯周病学会理事、元口腔衛生学評議員、医学博士、F.L.C.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



・・・

気になったところを書き出しますけど、

ヴァーモント州の1000人に30人が8歳程度の精神年齢でしかない。1000人に300人が知的障害、人口全体の3分の1は何らかの管理を必要とする人々なのである


・・えええええ?????????????ホント?P11


日本で出たのは2010年の本らしいけど・・・原文はいつなんだ?1945年?70年?



P14
歯並びによって良いオペラ歌手がいなくなってると書かれている・・・1921年ですよ。
そういえばマリアカラスは悪声だといわれてたらしいね。価値観が変ったのかな?


P26
虫歯になるらしい。→漂白された小麦 ジャム、マーマレード、ゼリー、砂糖、シロップ チョコレート 缶詰の野菜 VS チーズ ライ麦パン 自然放牧された牛のミルク


近代的な歯磨きでも虫歯が起こっている・・・

歯を清潔にすることではなく、食べ物が関係する。

事例が述べられている。


P56 イヌイットはスイバの草をアザラシの油につけて食べるのかあ。余談ですがポーランド風とか言うレシピがネットにあった。 http://cookpad.com/search/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%90

P61
ビタミンCが副腎のもっとも豊富な供給源である・・(肉食の北アメリカ先住民の話)

・・近代的な市販食品を食べる地域では虫歯も多く結核になりやすいP63


P263 1929-1933年のデータ

ビタミンA欠乏症による奇形


続く・・



・・・どうも、歯って言うのは免疫力のバロメーターになるらしい。


なんか科学だの文明だの偉そうな顔をしたものに置きざりにさせられてきたものって実は本当の大事な智慧だったんじゃないかと言う気がしないでもないす。


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