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2015年06月16日01:04

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アルミンク:6/10ギルバート NYP ジャンヌダルク

ようやくこれを書く時間ができた。次のに行く前にさっさと処理。
 

Performed in French with English surtitles.
 U.S. Premiere of staged production created at the SEIJI OZAWA MATSUMOTO FESTIVAL in August 2012 under the artistic direction of Seiji Ozawa
 
 

Honegger
Joan of Arc at the Stake (staged)
 

Artists

Alan Gilbert
Conductor
Côme de Bellescize
Director
 
Blanche D'Harcourt
Artistic Advisor
 
Jane Piot
Assistant Director

Sigolène de Chassy
Set Design
Thomas Costerg
Lighting Design
Colombe Lauriot Prévost
Costume Design
Peter Fitzgerald
Sound Design
 
Marion Cotillard
Actress (Joan)
 
Éric Génovèse
Actor (Brother Dominique)
Christian Gonon
Actor (Narrator)

Erin Morley
Soprano (Virgin)
 
Simone Osborne
Soprano (Marguerite)
 
Faith Sherman
Mezzo-Soprano (Catherine)
 
Thomas Blondelle
Tenor

Steven Humes
Bass
 
NY Philharmonic

New York Choral Artists
Joseph Flummerfelt
Director

Brooklyn Youth Chorus
Dianne Berkun-Menaker
Director
Pierre Vallet
Chorus Master
Dan Saunders
Musicial Preparation
Thijs Beuming
Supernumerary

山田和樹が指揮した方のサイトウキネンのプロダクション。音楽祭改名のメリットを最大限に生かした広報(笑)そりゃあサイトウキネンといっても、一部のオケマニア以外はぴんとこないだろうからなあ・・・。
待ちに待ったこの作品の3回目の実演だが、出来は、これまた若干懸念していたとおり、まあ前回(アルミンク/新日本)よりかはまし、というレベル。そもそもこの作品の特殊な要素ー一見フランス音楽っぽくて(歌詞もフランス語だし)その実全然いわゆるフランス音楽っぽくない(音楽の歴史を少しなりとも知っていたら当然の話ではあるが)、20世紀音楽でいて、その実中世的なところすらある響き、愛国的民族的な題材でありながら、主眼は全然違う宗教的なところにあるーという諸点をこの指揮者とあのオケが表現できるとは思っていなかったが、それにしても。彫りが浅い。音の背後の精神(というのもこれまた浅い表現だが(笑))が見えない。文句なしに大好きな作品で、未成年の頃から愛着を持ってきた作品だが、実演に接することができただけで感謝すべきか、豊富なアセットがあるんだからもっと有効活用しろよと注文つけるべきか。
ある意味、この監督はアルミンクみたいなものかもしれない。保守的で守旧的なプログラミングに慣れきっている聴衆に、斬新なプログラミングを持ってきて啓蒙する。個々の演奏の質は二の次。そう割り切れればいいのだが、2桁に迫ろうかという数の在京オケに対し、当地のコンサートオケは、もっとプログラム指向のASOを除くと、事実上これ1つ・・・
今週は運が良ければデュトワ/NYPのペトルーシュカ。もう野外コンサートでも構わないから納得できるオケ演奏を聴きたい。
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