mixiユーザー(id:7627609)

2015年06月14日22:59

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そりゃ終わらないよね

昨日見てきた『ラブライブ!The School Idol Movie』感想。
以下ネタバレあり。

予告映像でひたすら海外に行っている映像が流れていたがあれは前座にすぎなかった。
ちなみに海外はニューヨーク。
本番はニューヨークから帰ってきてからだった。

海外編では謎の女性シンガーが登場したのだが中の人がまさかの高山みなみ!!??
ついにあの方を降臨させてしまったか・・・。

話の流れ的には

第3回ラブライブがドーム開催を検討している

ドーム実現の為前回優勝者のμ'sをニューヨークに飛ばしてPR活動させる

PRは大成功して国内で大人気ユニットになる

ラブライブの未来の為活動継続を望まれたが既に解散を決定していた9人はそれぞれ葛藤する

こんな感じかな

最初海外で大奮闘するだけのストーリーだと思ってたから話の進行速度を見てて90分以上持つのかと思っていたが前座だったので納得した。


結果を先に言うとμ'sは予定通り3年生の卒業を持って解散した。

3年生組が『アイドル』ではなく『スクールアイドル』でいる事に拘った為。
限られた時間の中でラブライブ優勝に向かって進んできたのがμ'sのあるべき姿だと。

でもラブライブの未来の為に穂乃果は全国のスクールアイドルに呼びかけ全員で一つの曲を歌うというライブの開催を決めて見事成功させた。



ここからは個人的な感想。
よくもまぁここまで脚本頑張ったなと褒めたい。
ラブライブが爆発的人気作品になった事でアニメでの解散と共にラブライブという作品が終わるのでは?という疑問を抱くファンがあちこちで湧きあがった中で考えないといけなかったんだから。

結局アニメでは解散してしまったがパンフのスタッフコメントにはまだまだ続くような事が書いてあったのであくまでアニメという媒体としてのラブライブはこれで終わりって事だろう。
てかここまで金の木になった作品をバンダイが早々手放すわけがない。


作品に関しては最初から最後まで無駄がなく存分に楽しめた。
個人的見所は
・海未のババ抜き再び
・穂乃果と女性シンガーの邂逅
・希の英語力
・A-RISEの自家用車?
・お父さんのバルログ
・ライブシーンとミュージカルシーンは全て圧巻の一言。


女性シンガーは結局正体がわからず終いだったが
・穂乃果以外見えていない?
・ニューヨークで別れたはずなのに秋葉で再び会う
・秋葉で会った際に突然穂乃果の近くで歌っていた
・謎の固有結界出現
・穂乃果以外の人間に会うのを拒む

以上の事から彼女は人間ではないと結論付けた。
個人的にはリアル(女神)のミューズの一人なんじゃないかと思ってる、で穂乃果と同じリーダー的なポジションの女神。


後個人的に凄いと思ったのがスクールアイドルの権力。
A-RISEが専用ルームだけでなく専用リムジン所有してたのはまだいいとしてスクールアイドル全員集合ライブ開催の時は秋葉の電気街を貸し切った状態で開催された。

このライブは学生が全て手作りで行ったので大人の力は一切関わっていない。
となると誰が電気街でのライブ開催を許可したのか?
普通に考えればラブライブ実行委員だろうけどアイドルのライブで街一つ貸し切るとか普通無理だろう。

この世界でのスクールアイドルという存在の力がいかに強いかがこの映画で垣間見えた気がする。



最後に映画は十二分に楽しめたが同時に悲痛な思いが湧きあがった



「何故この脚本力をヴァルヴレイヴで発揮してくれなかったんだぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!」


基本オールマイティーだが強いて言えばロボット派である俺的にはアイドル作品に心血が注がれてロボット作品が疎かになっている今のサンライズの有り方には時代の流れとはいえ疑問を持たざる負えない。

このラブライブの脚本力がヴァルヴレイヴで発揮されていれば名実共に神作となっていたのに・・・、あの作品脚本のせいでどれだけ地に落ちたと思ってるんだよ・・・。

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コメント

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