国立薬学部出だが、
学部の事務所で何かの手続きしてたときに
電話でしゃべってる事務の人の言葉を、偶然聞いて覚えてる。
「うちは研究メインだから、国家試験の合格率は低いんですよ。」
薬学部と言えば社会的には薬剤師を育ててもらいたいのだろうが?
おいらの育った国立大学の薬学部は研究に重点を置いていて
「国家試験対策」ということはほとんどやってなかった。
4年になって研究室に入ったらそれこそ卒論のための研究ばっかり
試験勉強は自分でやってね〜というスタンス。
卒業して就職してから、
私立の薬学部では国家試験対策がメインで
実習が少なくて(国立は毎日午後丸ごと実習)
卒論の代わりに卒業試験があって
国家試験に十分合格できる成績が無いと卒業できない大学もあるんだと知った。
同じ薬学部でも大学によって研究に特化してたり、薬剤師育成に特化してたり、
どっちも必要だと思うんだけど。
文科省は研究特化型の学部は要らんと言うのだろうか?
母校の学部は、研究室は、どうなるんだろうな…
大学と言うのは、職業訓練所ではなく学問の機関だと思うのだけれど。
■その学部、本当に必要? 全国立大に見直し通知、文科省
(朝日新聞デジタル - 06月08日 19:26)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3456559
ちなみにおいらは卒論の発表も提出も終わってからも
研究室に入り浸ってあれこれ弄り回して
国家試験当日も試験会場から研究室に戻っちゃって
国家試験一浪したわ|||orz
薬剤師になるのに1年余計にかかっちゃったが、(ちゃんと仕事はもらえたし)、研究者として後悔はしてない。
授業と実習が終わったら2〜3年でも研究室に出入りさせてもらえたし
バイトする暇も無く(むしろ研究室から仕事もらってプチバイト)朝から晩まで学校。
楽しかったなぁ〜
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