SARSやエボラ、デング熱のときのように
国や医療機関の動きについての報道は薄いし、
「一般の人はどういうことに気をつけるか」についての報道が無いよね。
結構あちこち対策に動いてるんだけどな。
こうやってあくまでも「対岸の火事」的なイメージにしておいて
危機感を持たせないようにすることもできるんだ。
ふーん、さすがマスコミさんの「報道しない自由」だね。
MERSはエボラに比べて潜伏期間も長く症状の進行も遅め。
発症したら文字通り炸裂する勢いで重症化してあっという間に死んでしまうエボラの方が恐ろしいイメージだけど
「風邪かなあ〜？」って思ってるうちにじわじわ悪化して最終的に重症化して死亡率が高いMERSの方が、「防疫」という面で見るとたちが悪い。
「風邪かなあ〜？」でうろうろしてる間にばら撒いてしまうからだ。
しかも感染経路がいまだ不明。
そんな病気なのに報道が薄いよ？
韓国の初動が悪い、封じ込めができていないと叩かれてていて
まあそれはその通りなんだけれども
地球上には先進国から発展途上国までいろいろな国があって
防疫面で未発達なお国が隣にあることは仕方が無い。
（医療器具は未だに充分な消毒もされず使いまわしが普通。
航空会社がMERS感染者が乗った飛行機をどう消毒して良いかわからずに殺虫剤を機内に撒く。
「病院や自宅での隔離」って報道されてるけど「自宅」では隔離にならない。等々…
そもそも「３次感染者」が出た時点で４次も５次も同然なのだ。病院の外なのだから。）
未発達な国にいきなり「進化しろ」と言っても急には進化できない。
日本人が日本にMERSを入れないために頑張らなくてはなのだ。
国に渡航制限等の対策を求めていくことは勿論だけれども
一般の人にもできることはある。
基本は簡単「手洗い・うがい・人混みを避ける」
今の状況だと「空港や外国人観光客の多い観光施設の利用は十分気をつけて」というレベルだと思う。
止むを得ず人の多い場所へお出かけした後は
家に入る前にお外で上着をバフバフはたいて、洗濯できる物は洗濯、そしてシャワー。
あと、熱が出たら念のため早期受診することかなー
「いつもの発熱と違う」「いつもの風邪と違う」そんなときは迷わず受診。
「こんな病気入ってこられたら一般人には何もできないよー！！＞＜」…？
そんなことはない、
日本人の「手を洗う」を始めとした「清潔に保つ」衛生習慣は世界的にも優秀だ。
「清潔に保つ」ということは防疫の基礎だ。
「外から帰ったら手を洗ってうがいをしましょう」「ごはんの前には手を洗いましょう」「トイレのあとは手を洗いましょう」
日本人にとって当たり前のこの習慣は、
世界的にも稀に見る高水準の病気に対する防壁なのだ。
SARSだってエボラだって日本に広がることはまだできてない。
「国内初の患者の可能性」「２次感染のおそれ」という単語が出ただけで
ビシッ！と警戒できる日本人は防疫意識の高い国民性なのだ。
「３次感染」なんて国民が許さない。そうでしょう？
落ち着いて情報を収集して警戒すれば大丈夫。いまのところ。
今回のMERSの動向に関しては
どうやらマスコミのみなさんはあまり報道したくないみたいなので
一般のみなさんは少し意識して自分から情報を取りにいくようにした方がいいと思う。
外務省では
まだ韓国への渡航について「十分注意するように」等の危険情報等出していないけれども
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=003#ad-image-0
海外安全ホームページで随時MERSの情報を出しているので
http://www.anzen.mofa.go.jp/
発生国への渡航は各自よく検討するといいと思う。韓国に限らず。
まぁ…何も考えずただのレジャーで行くのは感心しないよねー
「行ったら帰って来るな」って言われてもしかたないわ。
いまのところこんなカンジかな？
韓国のＭＥＲＳ感染者が計87人に、新たに23人確認
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3455395
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