真夜中のゆりかご・メガシャークVSグレートタイタン観てきたよ

■真夜中のゆりかご
ドイツ映画。刑事とその奥さんは、念願の子供を授かり、穏やかに暮らしていた。ところがある日、二人の赤ん坊が急死。自分も死ぬと叫ぶ妻を前に、刑事は麻薬の売人の男女の赤ん坊と死体を取り替える……、という話。奥さんがね、怖いんですよ。尋常じゃない。普段は落ち着いているのに、何らかのきっかけでスイッチが入ると、二重人格かと思うような狂気に満ちた人格に変貌してしまう。この奥さんヤバいよ……と思っていると、唐突に話半ばで自殺してしまうんです。なぜ自殺なんかしたのか、というのは最後まで明らかにされることはないのですが、まあちゃんと観てれば察することが出来るようになっています。ラストシーン、主人公が『迷子なの？』と子供に話しかけられるシーンはなかなか良かった。全力でおすすめ、というほどではないのですが。地味に良作だったと思います。途中まで真夜中のゆりかごじゃなくて真夜中のベビーカーだろと思って観てましたが、そうではないことが終盤に分かります。

■メガ・シャーク vs グレート・タイタン
馬鹿映画です。巨大なサメ（メガロドン？）と、ロシア製の巨大ロボット（顔は超大型巨人）が戦うという、出落ち感がハンパない超期待作です。原題はMEGA SHARK vs KOLOSSUS。コロッサスというのはロシアのロボットの名前なので、グレート・タイタンは某巨人を意識した日本の関係者の煽りですね……。まあ、ストーリーはどうしようもないです。特撮もどうしようもないですし、音楽もショボいです。役者も平凡なのばっかりで、美女の裸も出てきません（そもそも美女枠は開始５分くらいで全滅しますし。お金の問題でしょうきっと）。まあそういうわけで、普通の人には勧められません。どうせ今日の回で劇場にかかるの最後だしね！　これ以上被害が出ないで良かったね！　ロボットが謎のビームを発射したり、ロボットがぶん投げたサメが攻撃衛星に噛みついて撃墜したり、そういうのはなかなか良かったよ！　ちなみにサメはオキシジェン・デストロイヤーでは撃退できなかった模様。つまりメガ・シャークはゴジラ以上のサバイバビリティを持っているということですよ……。


来週はできれば土日とも休んで、メイズ・ランナーとチャッピー観たいなあ。出来れば、ね。