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2015年05月18日04:47

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伝統のサウンド!:5/14 ネゼ=セガン/フィラデルフィア ラフ3他

最初の作品は逃す。扉の外で聞いている限りは非常に色彩豊かで楽しそう。
そして二曲目はアックスの軽やかなタイプライターみたいなピアノに退屈。この地で多大な敬意を受けている彼だが、うーん、どうも苦手。

そして後半。これが目当て。ラフマニノフがこのオケのために作曲したこの作品を、フィラデルフィア・サウンドを色濃く残すこのオケが、そして昇り調子のこの指揮者がどう料理するかが関心だったが、結果十分楽しめた。若干とめどもないが魅力的な要素が詰まってるこの作品はこういう豊潤な響きでこそ魅力を発揮する。そしてネゼ=セガンはひたすらオケを歌わせる。かつ、オーマンディの録音のように美音を垂れ流すだけではなく、締めるところはしっかり引き締める。次のBPhの監督としてどうかと言われると、ネルソンスと違いすぐに推薦するのは躊躇するが、破綻状態からこのオケを救った功績は大。22年までは腰を据えて頑張って欲しい。
フィラデルフィアとボストンは、地理的に近いこともあり、当地では毎年複数回公演がある。ご当地はともかく、近隣地がこうも生きがいいのは救い。10月にはこのコンビでラフP1とマラ10クック版というプロも。これは外せん。

終演後は某氏と軽く26時まで。その後の職場戻りはきつかったが、アンドリュー・リットン来シーズンからNYシティバレエの音楽監督ですよと言って驚愕してもらえたり、先日の当社主催の式典、テーマが平和なのに音楽がフレンチカンカンとスイス軍の行進ってのは如何なものかと指摘をして下さる(全く同じこと考えてた)方の存在はやはり貴重。
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