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2015年05月16日00:29

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5月16日の日記

今日の出来事:1689年−松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発、1868年−秋田戊辰戦争:清川口の戦い、1929年−カリフォルニア州ハリウッドで、第1回アカデミー賞の授賞式が行われる、1943年−第二次世界大戦:ワルシャワ・ゲットー蜂起が終息、1945年−第二次世界大戦:ペナン沖海戦、1968年−十勝沖地震(52人死亡、330人重軽傷)、1995年−オウム真理教元教祖である麻原彰晃が地下鉄サリン事件の殺人罪等の容疑で山梨県上九一色村のオウム真理教の施設内で逮捕される

今日は、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発です。松尾芭蕉は「蕉風」と呼ばれる芸術性の極めて高い句風を確立し、「俳聖」として世界的にも知られる日本史上最高の俳諧師です。松尾芭蕉は伊賀で、松尾与左衛門と妻・梅の次男として生まれました。名は宗房、幼名は金作です。処女句集「貝おほひ」を上野天満宮に奉納し、江戸に下って神田上水の工事に携わった後は宗匠となり、職業的な俳諧師となりました。深川に草庵を結び、門人の李下から「芭蕉」を贈られました。この芭蕉の木を一株植え、大いに茂ったので「芭蕉庵」と名付けました。その入庵の翌秋、字余り調で「芭蕉」の句を詠みました。「芭蕉野分して盥に雨を聞夜哉」 しかし、「天和の大火(八百屋お七火事)」で庵を焼失し、流寓しました。それからは、たびたび、旅に出て「野ざらし紀行」・「鹿島紀行」・「笈の小文」・「更科紀行」などの紀行文を残しました。そして、「奥の細道」と言う多くの名句を生み出す事になる、さらに東北地方の名所を日本中に広める事にもなる歴史的な旅に出発します。これが旅立ちの句です。「草の戸も 住み替はる代(よ)ぞ 雛の家」 そして、全行程約2400キロメートル、日数約150日間にも及ぶ旅に、弟子の河合曾良を伴って江戸深川の採荼庵を出発しました。まず、舟に乗って出立し、千住で船を下りた芭蕉が一番最初に詠んだ句です。「行く春や鳥啼(なき)魚の目は泪」:江戸

次に、秋田戊辰戦争:清川口の戦いです。庄内藩は「江戸薩摩藩邸の焼討事件」により新政府から敵対視され、奥羽鎮撫隊の討伐対象とされました。「鳥羽・伏見の戦い」が終了後、奥羽鎮撫隊総督・九条道孝は海路仙台に到着し、直ちに仙台・米沢両藩に「会津討伐」を命じ、久保田藩に「庄内討伐」を命じました。この命令を受けて久保田藩は亀田藩、本荘藩、矢島藩、津軽藩、新庄藩などと共同して由利地方や新庄藩に兵を集結し、庄内藩を攻めようとしました。奥羽鎮撫軍は仙台から山形に入り、天童に本陣を構えました。新庄藩士・塙左近右衛門が副総督・澤為量より松山藩への使者に立った際、清川御殿林で誤認により発砲を受けました。この事で事態は緊迫し、庄内軍が清川口から新庄に攻め上る気配を感じた澤為量は、本陣を新庄に移しました。塙左近右衛門に同行した総督府兵と新庄に着陣した沢為量が率いる鎮撫軍が、清川口で庄内藩・松平甚三郎隊と戦端を開きました。しかし、鎮撫軍は庄内軍に破れて新庄に引き上げました。一方、勝利した庄内軍3000名は、大網口から六十里越街道を通って山形・天童攻略のために、最上川西岸に布陣しました。鎮撫軍は天童藩、山形藩、佐倉藩、館林藩、土浦藩、松前藩などの連合軍となり、最上川対岸に配置して対抗します。こうして、「秋田戊辰戦争」の戦端が開かれました。

最後に、ペナン沖海戦です。マレー半島北西岸、マラッカ海峡内に位置するペナン島沖で起きた日本海軍とイギリス海軍との間の海戦です。シンガポールにあった日本海軍の艦艇は第十方面艦隊(福留繁中将)に編成されていました。このうち健在なのは重巡洋艦「羽黒」、「足柄」、駆逐艦「神風」のみで、重巡洋艦「高雄」、「妙高」は行動不能、その他の南西方面艦隊に属していた艦は「北号作戦」に参加して日本本土に帰還していました。イギリス海軍の主力は太平洋方面へ転戦し、スマトラ島、ジャワ島空襲、そして沖縄攻撃を始めました。ドイツが降伏したため、イギリスやアメリカを中心とした連合国軍にとって日本軍が唯一の敵となりました。日本軍の「羽黒」、「神風」の第五戦隊がシンガポールを出航しました。イギリス海軍の東洋艦隊は、「デュークダム作戦」 を計画し、戦艦「クイーン・エリザベス」、「リシュリュー」を基幹とする第61部隊に要撃を命じました。「羽黒」は、接近する英艦隊に対して砲撃を行いましたが命中せず、逆に5隻のイギリス駆逐艦の放った魚雷のうち1本が「羽黒」に命中しました。「神風」は、「羽黒」の周囲を旋回しながら英駆逐艦隊と交戦しましたが離脱しました。残された「羽黒」は第26駆逐隊の集中攻撃を受け炎上、さらに2本の魚雷が命中して沈没しました。橋本信太郎中将は「羽黒」と運命を共にしました。これが「第二次世界大戦」で、最後の水上戦闘となりました。「羽黒」の損失の後、1945年6月8日に「足柄」も同様に輸送作戦中に失われ、シンガポールで行動可能な艦船は「神風」だけとなりました。「神風」はその後も小規模な輸送作戦に出撃しましたが終戦まで生き延びて、復員船として使用されました。シンガポールには大破した「高雄」と「妙高」も係留されていましたが、戦後イギリス軍によって海没処分されました。

今日の誕生日:西郷頼母、池宮彰一郎、ささきいさお、湯川英一(湯川専務)、北の湖敏満、武沢豊(安全地帯)、山崎銀之丞、関谷亜矢子、唐渡亮、ジャネット・ジャクソン、大下容子、遠山景織子、松本康太(レギュラー)、愛川ゆず季、酒井彩名、大倉忠義(関ジャニ∞)、横尾渉(Kis−My−Ft2)、桜井玲香(乃木坂46)、島村ジョー(サイボーグ009)

今日の記念日:旅の日、性交禁忌の日、抗疲労の日

今日の「今日訓」:本日は、江戸時代の艶本「艶話枕筥」に、5月16日は「性交禁忌の日」で禁忌を破ると3年以内に死ぬと記載されている事から「性交禁忌の日」、「抗(5)疲労(16)」の語呂合わせで「抗疲労の日」、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発した日という事で「旅の日」となりました。以下、奥の細道序文です。「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。」
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