■政府が地元自治体にオスプレイ配備説明＝福生市長「受け入れられぬ」
(時事通信社 - 05月12日 13:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3412264
先日のBS-TBS「週刊報道LIFE」で、沖縄の近現代の歴史をアメリカ人監督の視点から追ったドキュメンタリー「沖縄 うりずんの雨」が紹介されていた。その番組にはその映画の監督であるジャン・ユンカーマン氏も出演していた。
この番組を見て、わたしが印象に残ったのは、ユンカーマン監督の次のような言葉であった。
「沖縄の実態の一つは、この映画の英語タイトル"The Afterburn"が象徴しています。『アフターバーン』とは、炎が消えた後も火傷が深くなっていくことです。沖縄戦を体験した人々は、まさにそうしたトラウマと共に生きてきました。元米兵もそうです。元日本兵もそうです。そしてとくに、4人に一人が亡くなった沖縄の人々にとって、沖縄戦は今も続いているのです。想像も付かないほどの戦争体験をした沖縄の人々は、一貫して戦争を拒絶してきました。米軍も沖縄戦では同じ血を流しました。しかし沖縄を『戦利品』として扱い、膨大な基地を建設。それらを拠点として、朝鮮、ベトナム、中東で戦争を続けてきました。平和を求める沖縄の文化と、戦争を選ぶアメリカの文化──。対極にある二つの文化が、狭い島に共存せざるを得なくなったのです。何の武器も持たない沖縄の人々が、世界で一番強大な軍隊をもつアメリカに対して、反戦・反基地の闘いを始めました。そして1950年代の島ぐるみの闘争から、普天間基地の辺野古移設反対闘争まで、不屈の精神で闘い続けています。（中略）私は1975年に初めてその精神に触れ、深い感銘を受けました。そして強い尊敬の念を抱きました。以来40年がたった今、不屈の精神はいっそう強固となり、さらに広がりつつあります。まさにそれこそが、私が世界に伝えたい、もうひとつの沖縄の実態です。私はそれをこの映画のタイトル『うりずんの雨』に込めたつもりです。米軍基地を撤廃するためのたたかいは今後も長く続くでしょう。沖縄の人々は決してあきらめないでしょう。しかし、沖縄を戦利品としての運命から解放する責任を負っているのは、沖縄の人々ではありません。アメリカの市民、そして日本の市民です。その責任をどう負っていくのか、問われているのは私たちなのです。」
沖縄では1995年9月に�牴�縄米兵少女暴行事件�瓩�起こり、その怒りは沖縄県全体を巻き込み、米軍基地反対運動が巻き起こった。しかし沖縄駐留米兵による婦女暴行事件はそれ以前にも、それ以降にも多数起こっている。にもかかわらず、日本本土の国民は全く知らせれていない。日本本土の大手マスコミは一切報じて来なかった。何故なのだろうか。
日本では、「従軍慰安婦問題」が盛んに語られている。しかしながら沖縄で現在も起こっている米兵による婦女暴行事件は一切問題視されてこない。何故だろうか。「銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、命を懸けて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰だって分かる」と大阪市長である橋下徹が発言して、大バッシングを受けたことは記憶に新しいが、このような�狎鐐菽罎覆蕕仆�性を性的処理道具�瓩箸靴導萢僂靴討盪妬�がないという考え方がこの日本社会、いや、米軍内部にもあるのではないだろうか。
上記の番組中にユンカーマン氏が語っていたのは、1995年の�牴�縄米兵少女暴行事件�瓩糧反佑任△詈栃爾老茲靴騰爛皀鵐好拭辞瓩任呂覆�、�猊當未琉貳綿嫉劉瓩任△襪箸いΔ海箸澄�そのことは、戦前に日本兵が中国大陸や朝鮮半島、そして旧日本軍が占領した地域で日本兵士が起こしていた婦女暴行事件も決して�爛皀鵐好拭辞瓩�起こしたのではなく、�猊當未琉貳綿嫉劉瓩�起こしていたのだ。それゆえに、ユンカーマン氏も言われるように、問題は根深いのであり、そこに�狎鐐茘瓩箸い�人間同士の�犹Δ傾腓き瓩遼楴繊⊃祐屬�ら理性すべておばってしまうという�狎鐐茲遼楴銑瓩�あるように思えるのである。
戦争は、祖国のためでも、愛する人のためでもない、そんな�爐�れい事�瓩任皚猴Δ泙靴せ��瓩任發覆い里澄�人間から人間らしい理性を奪い取り、人間も獣以下の�牴修永��瓩吠兌舛気譴討靴泙Α�いや、日本とは本来、獣以下の化け物なのかもしれない。戦争とは、その人間の�猖楡��瓩鯔熟�させていく愚かな行為なのである。そのことを、映画『沖縄 うりずんの雨』はわたしたちに教えてくれるのである。
戦争はいかなる理由があろうと、絶対にやってはいけないことなのである。現代の戦争は、もはや国家対国家だけではなく、�爛謄蹐箸寮錣き瓩噺世錣譴襪茲Δ法∩蠎蠅廊爛謄蹈螢好帆反キ瓩鬚眩蠎蠅砲靴覆韻譴个覆蕕覆ぁ�しかし�爛謄蹈螢坤爿瓩虜�底にあるのは�狒�しみ�瓩任△襦�たとえば、イラク戦争などで一般市民を�犖軫��瓩靴燭海箸�ら始まる。誤爆した方は、�犖軫��瓩箸いΩ斥佞琶夘佞韻茲Δ箸垢襦�しかしそれによって自分の肉親、愛する人を�犹Δ気譴真有瓩砲箸辰討蓮▲▲瓮螢�は憎しみの対象でしかない。まさしくそのようにして�狒�しみの連鎖�瓩�始まる。憎しみの連鎖は、�猊靂廊瓩任論簑个鵬魴茲垢襪海箸呂任�ないのである。真の�爛謄蹐箸寮錣き瓩防�要となるのは、相手のと交渉力であり、外交力であり、そして相手を許し受け入れようとする寛容さなのである。何度見繰り返すが、戦争はいかなる理由があろうとも決して起こしてはならない、�狄祐屬虜把禳念�の愚かな行為�瓩覆里任△襦�
しかしながらわたしたちはどれほど、沖縄県のことを知っているのだろうか。そのことを、映画『沖縄 うりずんの雨』はわたしたちに問いかけているように考えるのである。日本国民であれば、ぜひとも見なければならない映画なのである。
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