■戦後７０年、揺れる憲法 国会論議控え、各地で集会
(朝日新聞デジタル - 05月03日 21:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3401445
憲法を変える必要があると考える人は、とりわけどの分野を改正するべきだと考えているのか。連休中に載った本紙世論調査の結果が興味深い。「国会の仕組み」と答えた人が一番多かった。衆参両院のねじれ国会のありさまを思い出して回答した人もいたに違いない▼政界の改憲派が狙う「本丸」は９条だ。改憲派の有権者との間には意識のずれがあるらしい。改憲を発議するのは国会だから、有権者は国会に対し、まずは自分の病を自分で治すよう求めているといえる▼その国会で先週、衆院憲法審査会が開かれたが、いまだに議論の土俵が固まっていないようだった。憲法とは何かというそもそも論である。乱用や暴走を防ぐため、国民が憲法で権力を縛っておく。この立憲主義の考え方が十分共有されていない▼憲法９９条は天皇、大臣、国会議員、公務員らに、憲法を尊重し擁護する義務を負わせる。そこに国民は登場しない。憲法とは権力に対する国民の側からの命令だという立憲主義を象徴する条文だ▼自民党は立憲主義を踏まえるとは言う。だが、この党の改憲草案に照らせば、それも疑わしい。憲法を尊重する義務を国民に課しているからだ。これでは権力の側が国民に命令する格好になる。本来の憲法とは逆向きに作用しかねない▼そもそも論での深い溝を放置したまま、緊急事態条項だ環境権だといっても空しい。立憲主義に焦点を絞って自由討議を重ねてみてはどうか。土俵を固めなければ相撲の取りようがない。
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上記は、今朝の朝日新聞の「天声人語」の全文である。
全国各地で「憲法論議」が盛んに繰り広げられているようだが、はたして�猯�憲主義�瓩�わかっているのか否かというところが非常に気になる。
何度も書くが、安倍晋三は�猯�憲主義�瓩砲弔い銅，里茲Δ妨譴辰討い襦�
「まず、立憲主義については、『憲法というのは権力を縛るものだ』と、確かにそういう側面があります。しかし、いわば全て権力を縛るものであるという考え方としては、王権の時代、専制主義的な政府に対する憲法という考え方であってですね、今は民主主義の国家であります。その民主主義の国家である以上ですね、同時に、権力を縛るものであると同時に国の姿についてそれを書き込んでいくものなのだろうと私達は考えております。」
つまり安倍晋三は�猯�憲主義�瓩�必要だったのは、 王権の時代、専制主義的な政府に対する考え方であって、民主主義的な政府には必要ないという考え方を持っている。さらに、自民党が作成した「改憲の必要性」を訴える漫画において、老人がアメリカに与えられた憲法のままならば、日本はいつまでも�倏埓鏐颪里泙泙性瓩箸弔屬笋�シーンである。その部分に自民党自身が改憲の必要性を最も強く感じているところなのである。しかし何故日本が�倏埓鏐颪里泙泙洵瓩任呂い韻覆い里�、改憲をすれば、日本が�倏埓鏐餃瓩任呂覆�なるのか。つまり十五年戦争で日本がアメリカや中国などに敗戦した�猯鮖謀�事実�瓩鮠辰靴気襪海箸�できると考えているのだろうか。もしもそうならば、本当に自民党は�倏麓�げた政党�瓩世箸いΔ靴�ないのである。
そもそも憲法とは、国家権力の暴走から国民の保護するための�猖‥�防護�瓩任△蝓�国家権力はいかなる理由があろうとも、国民に保障された基本的人権を犯すことはできないのである。つまり憲法とは、国家権力を絞り、国民の基本的人権を守る�犢餡箸虜嚢睨ゝ��瓩覆里任△襦�そしてこのような考え方が�猯�憲主義�瓩覆里任△襦� つまり、王権の時代、専制主義的な政府に対してであろうと、今日の日本のような民主主義的な政府であろうと、そんなことには関係なく、国家権力と個人の関係性のためには絶対に必要不可欠な考え方なのである。
以下の部分も繰り返しになるが、日本国憲法第九十九条は、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と差ためている。しかしここで注目すべきことは、�爐海侶�法を尊重し擁護する義務�瓩砲楼貳鵡駝韻牢泙泙譴討い覆い海箸覆里任△襦�それこそが『日本国憲法』が立憲主義に基づく憲法であることを示している。それに対して自民党憲法改正草案では、「第102条（憲法尊重擁護義務）１ 全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。」となっている。何故憲法尊重擁護義務をすべての国民に求めるのか、その理由がすでに�猯�憲主義�瓩旅佑�方ではない。
自民党憲法改正草案は、まさしく�犢餡伴腟銑瓩討�発想による憲法草案であり、自民党が考える日本の国家像とは、�犢駝韻茲蟾餡箸�優先される�畧鐐阿瞭�本国家の在り方を理想としている。だから自民党が作成した「改憲の必要性」を訴える漫画において、「アメリカに与えられた憲法のままならば、日本はいつまでも�倏埓鏐颪里泙泙性瓠廚箸いΔ茲Δ淵札螢佞�出てきたのかもしれない。安部自民党はまさしく戦前回帰を目指している。
そもそも憲法調査委員会のメンバーの国会議員たちは、自分たちが憲法によって�猴淦�される側�瓩任△襪海箸鬚匹海泙納�覚しているのだろうか。もっといえば、自分たちには�犒�法尊重擁護義務�瓩�課せられている立場だということが分かっているのだろうか。最近の安倍晋三の言動を見ていると、�犒�法尊重擁護義務�瓩鯡技襪靴討い襪里�、日本の首相たる安倍晋三にしか見えないのだ。はたしてそのような人物に首相である資格があるのだろうか。わたしには甚だ疑問に思えてくるのである。
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