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2015年04月27日03:28

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TPPと集団的自衛権で、日本の主権は消失し、53番目の州となる日本

TPPと集団的自衛権行使容認で、日本の主権は消失し、53番目の州となる日本。これはリアルだ!
星条旗の星の数が52個になる日(コロラド州とカリフォルニア州で進む新州設立運動)http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131028/255142/?rt=nocnt




あなたは日本が戦争が出来る国になって欲しいですか?




上記をテーマにして、TBSラジオ「デイキャッチ」の番組上で、小林よしのり氏と宮台真司氏が 「戦争論2015」 を語り合う。



デイキャッチ 小林よしのり×宮台真司 「戦争論2015」 2015.04.24
https://www.youtube.com/watch?v=4z7OrNE1XfQ



小林よしのり氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%8A

宮台真司氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%8F%B0%E7%9C%9F%E5%8F%B8






《要旨》


『日本が戦争が出来る国になった方が良いと思いますか?』というテーマで始まりました。




ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論1
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E5%AE%A3%E8%A8%80SPECIAL-%E6%96%B0%E6%88%A6%E4%BA%89%E8%AB%961-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4344027132



上記小林よしのり氏の著作「新戦争論」の宮台真司氏の感想
2点挙げます。
日本はバカウヨとバカサヨの塊なんです。
なぜかと言えば、双方共が「見たいところ」だけを見てモノを言っているからなんです。
この新戦争論が凄いのは、片方の人にとって見たくないモノも含めて全方位視点で見つめて、論じている点なんです。
双方の立場を見つめ、なおかつ、双方が見たくない所さえも直視している事が、近年マレに見るすごいところなんです。この全方位視点で論じている点は他にないです。
もう一つの特筆すべきところは、戦争を日常視点からでは理解しがたい異常心理(変性意識状態)から論じている点なんです。つまり、戦争を日常の善悪判断で裁くことは出来ないと言う事を書いてあることなんです。



そして、リスナーんのご意見を紹介します。
埼玉県朝霞市の女性からです。
「戦争が出来るようにならないで欲しいです。今の平和は過去の戦争で死んでいった方々のおかげで平和が成り立っています。絶対反対です」。
そして、群馬県の54歳の主婦の方から。「戦争が無い国だから、息子を自衛隊に入れたのに、心配でなりません。息子に自衛隊を辞めて戻っておいでと言ったら、息子からは自衛隊へ入る時に、この命はお国に差し上げたんだよと言われました。でも、親としては無過ごせません」。
神奈川県横須賀市の37歳の女性からです。
「戦争はして欲しくありませんが、世界に日本を怒らせたら怖いぞとアピールの為に必要だと思います。いざとなったらキバをむくと思わせれば、諸外国の見方も変わると思います」。
東京都武蔵野市の66歳の男性の方。
「日本にとって中華人民共和国と将来統一された大韓民国の二つの国が危険な国だ。あえて戦争を仕掛けることは無いが、仕掛けられた時に勝てる様に軍備を備えなければならない。核武装、長距離ミサイル等」。
埼玉県深谷市の27歳の女性です。
「戦争なんて絶対ダメだと思うし、日本が戦争に手を出すことも反対です。ただ、戦争が出来る国と戦争をやる国は、違うのも確かだと思います。もし、有事発生があった時の為に準備することも大事なのかもしれません」。



上記リスナーの意見に対する小林よしのり氏の意見。
私は好戦的で戦争が好きな人間と思われていますが、そうではないのですよ。
そりゃ、感情的には殺し合いの戦争は無い方がいいです。けれども、戦争の出来る国になった方が良いですか?の問いに関して答えると、まず、侵略戦争は絶対してはいけないと思います。これは大原則です。それで、防衛出来るようにしておかなければならない。だから、戦争出来る国になった方がいいでしょう。ただし絶対に侵略戦争をやってはならないと言う点が大前提です。
ですから、アメリカについていって中東に侵略戦争をしに行く事だってダメです。
だから、個別的自衛権で充分であると考えます。個別自衛権を充実させてから、協議に応じるならまだ分かりますが、今は、個別自衛権を考えずに、集団的自衛権のみを充実させてアメリカについて行く事ばかり考えている。これがむちゃくちゃ危険であると考えています。中東で日本の自衛官が死ぬようなことがあれば、大義が無くなるのです。



上記小林よしのり氏の意見に宮台真司氏が発言する。
大義がなくなれば、人道支援をしている日本人の命が狙われます。
ひいては日本国内がテロの対象となります。



上記宮台発言にMCの荒川強啓氏は、その日本国内へのテロにアメリカは守ってくれるのではないですか?と質問する。



小林よしのり氏と宮台真司氏は声を合わせて、「アメリカは守りません」。



小林氏は続いて、「日本人はアメリカに守ってもらわないと戦争が出来ないと思っている。それほど情けないのです」。
「日本一国で守れなかったら、そんな国あってもしょうが無いのですよ」



アメリカは、中国との戦闘に突入してまで、日本を守るか?この答えは、そんなこと有り得ません。それは、日米安保条約第5条を良く読みましょうと言えます。
NATOとアメリカとの安保条約では、アメリカは無条件でNATOを支援しますが、日米安保では、アメリカが日本を守らなくて良いようにアメリカの迎撃要件が高く設定されていて、日本を守らなくて良い理由を作れるようになっている。



つまり、今の集団的自衛権の話は、アメリカの言いなりになって軍事行動を海外で出来るようにするだけの話で、戦争が出来る国になる話ではないのです。



アメリカと一体化して行っているのですよ。今。軍事がね。
そうなると、一国の主権が取り戻せなくなってしまうのですよ。



世論調査では、米軍基地の70%が沖縄にある事を是正した方が良いとか、翁長知事と安倍首相は良く話し合った方が良いとか、偽善的には国民の声が抽出されるけれど、日本のアメリカへの軍事一体化には何の世論のウネリが出てこない。安保体制を疑問視しないで、日本はアメリカの事実上の「州」になってしまうかどうかの危機なんですよ。



この状況を俯瞰すると、「だれもが沖縄に米軍基地を置いていても良い」と言っているのと同じなんですよ。そのことに対して「恥」と思ってないのですよ。だれも。



荒川強啓氏は小林よしのり氏に問いかけます。「小林さん、日本は独自の軍を置いた方が良いと言うことですか?」、小林氏は「そうですね」と答える。



ここで宮台氏の解説が入る。
現在は軽武装・対米追随型ですが、重武装・中立型にして、対米追従から脱する。但し、その場合には日本が周辺国から信頼を勝ち得る必要があります。



ここで、MCの片桐千晶さんから宮台氏へ質問。
日本は周辺国に信頼される実績を作るにはどうしたらいいのですか?



まず、アメリカ追随外交を止めること。従来田中角栄や福田赳夫がやろうとしていた独自外交に戻すこと。つまり、独自外交の実績を積むことが大切である。
今年1月から2月にかけてのイスラム国の日本人人質事件の時に、アメリカの意向だけでなく、日本独自の意向か、観察可能でなければなりません。



アメリカは許しますかね?



例えばフィリピンなんかも米軍基地を置いていたのですよ。しかし、憲法を変えて米軍基地をいらないとしたのですよ。しかし、南沙諸島で中国の南下政策に手を焼いて米軍と協議して再び安保体制を確立した。けれども、日本のようにお金を払ってまで居て下さいとは言っていないのです。



どこから手をつければ良いかって言ってもね、簡単な話なんです。その意思を持てばいいのです。日本が自主防衛する意思を持って、だいたい2兆円の予算で軍備増強すればいいのですよ。そして憲法を変えて、その憲法の中に侵略戦争は絶対やってはならないと明記することです。そうすれば、アメリカに付いていって中東で戦闘することも出来なくなります。逆に今の状態ならば、尖閣を失いたくないので、中東へ行って人を殺しましょうと言う事ですから。






更に議論は白熱し、日本国憲法の上に、日米合同委員会があって、重武装・中立派を志向する政治家は、失脚させられ、軽武装・米国追随派の官僚・政治家は大出世を遂げている現状を憂いています。この議論は、操り人形であるマリオネット・安倍を情けなく憂いている訳です。



まさに、音声で全議論をご視聴下さい。


私は、早速、新戦争論を注文しに行きます。


以上です。















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