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2015年04月26日18:46

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25〜26日に観た映画です。

25日は 「マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ」
      「あの日の声を探して」、

26日は「インヒアレント・ヴァイス」(2回目)を観に行きました。




「マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ」、

1958年12月19日のマリア・カラス パリオペラ座デビューにあたる
ガラ・コンサートの模様を記録した映像の劇場版。
絶頂期のカラスの映像であること―
彼女の残した唯一のオペラ上演映像であること―で
非常に貴重な映像なのだそうです。
思惟太はオペラは門外漢で 全く知識がありませんが
このカラスは美しく自信に満ち
世界も音楽もわがものである…ことが映像から伝わって来ます。
オペラは「トスカ」の第2幕なのですが
こんな劇的なお話だと初めて知りました!(笑)
カラスの相手を務めるティト・ゴッビも上手かったなぁ…!
当日券¥2800 だけど 観てよかったです♪




「あの日の声を探して」、

『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウスの新作。
1999年、ロシア軍のチェチェン侵攻を扱ったドラマ。
侵攻して来たロシア兵に両親を殺された9歳の少年ハジの物語と
ロシア兵に凌辱されながら生き残ったその姉がハジを探して彷徨する物語と
街角で補導されたロシア青年が戦場に送られる物語の
3つのお話が同時進行で語られます。
ハジの物語は抑制された抒情を感動と共に受け取れますが
ロシア人青年コーリャが軍隊で生き残るために変節して行く物語に
ほんとうにゾッとするののです。




「インヒアレント・ヴァイス」、

2回目です。
思惟太はトマス・ピンチョンは「V」を読もうと試みて挫折して以来
読んだことがないのですが、
映画を観て
これなら読めるんじゃないか?っていうか
これ読書と一緒にすることで 面白くなるんじゃないの??
と思いました。
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 『マスター』 と重たいテーマが続いたけれど
本作は変人大図鑑みたいな仕様でコミカルだ…というのを措いても
なんだかすごく手ざわりが優しい。
21世紀へ向けて 終りへと雪崩れて行くアメリカを
よしよし…と優しくなでている感じなのです。
ジョニー・グリーンウッドの音楽がよくて
役者は
ジョシュ・ブローリンがサイコーだった!(笑)
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