過日、狸母が鹿踊りを見に中野にやって来た際、鹿踊りは新井薬師さんの境内と、中野サンプラザ前でもおこなわれるので、サンプラ前の階段に座っていたところ、60〜70代ぐらいのオバチャンが近寄って来ました。
「あの…、大変失礼ですけれど、美空ひばりさんのご縁の方ですか?」と。
いえ、違います。
「あんまり似てらっしゃるので、つい声をかけてしまいました」
あ、そーですか。
大ファンなんだそうです。
写真も持ち歩いてて、コンサートにも行ったっていう話を聞かせてくれました。
話してるうちに、涙ぐんじゃって。
ホントに好きだったんですね。
ご縁といえば、代官山にある「ひばり御殿」のお隣の家が、知り合いのカメラマンさんの家だったことぐらいかな(笑)。
そーいえば、以前にも「ひばりさんにそっくりぃ〜!」って、オバチャン2人組に言われたコトあったなぁ、どこでだったか忘れちゃったけど。
毎日のように見ている私としては、あんまり似てるって感じはないんですが。
<若いころの狸母。昔の写真っていうのは、ファッションとかお化粧で似てるように思えてしまう部分はあると思うんですよね>
こないだダンナさんが、最後のコンサートかなんかの番組を見てて、私もちょっとだけ見たんですけど、ビックリ。
今まで、ちゃんと聞いたことも見たこともなかったんですが。
声がね、張らないでもスーッと出てるんですよ!
ぜんぜん力入ってない。でも、ちゃんとした声が出てる。
よく、腹筋に力を入れるって言うけど。
こんな発声する人、見たことない。
どこから声が出てるんだか、よくわからない。
あんまり不思議なので、もしかして体調悪くなってからのコンサートだから、“口パク”なんじゃないかって思ったけど、そうではない。
へえ〜っ!?
話には聞いてたけど、ホントに特別な人だったのだなぁ。
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