最近東京をクローズアップした番組をよく見る。
明治以来のモダンな西洋建築物の良さを再確認しようとか言うやつ。
アホか。遅いんじゃボケ。
これまで高度成長期に狂ったように大戦を生き抜いた建築物をガンガン壊してきやがったくせに。田舎から出てきて東京に蛆虫のように寄生し「新たな時代を作るとかなんとか」で戦前の文化を否定しまくって貴重な建築物を片っ端から叩き壊しやがって。センスのかけらもない田舎もんどもが。
いやオレも田舎もんだけど。
オレが東京にいたころ大好きだったのが写真の江東区佐賀の食糧ビルだ。本当に大好きだった。なんちゅう素敵なデザインのビルだろうと。毎日仕事で食糧ビルの前を通るたび心癒されたものだ。
なんというか気品というかそういうものを感じるビルだった。
同潤会アパートなどもそうだが、こういう古い建築物の魅力は実利や耐震性だとかで簡単に否定できるものではないのである。
そういうこともあって渋谷などは好かん。大嫌いな街だ。集まる連中は全員死ねとすら思う。
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