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2015年04月19日14:31

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音楽について。9 ボブ・ディラン&ザ・バンド“Before The Flood”

今日4月19日はザ・バンドのドラマーでありボーカリストであったリヴォン・ヘルムの命日です。
彼の遺作となった“ELECTRIC DIRT”を聞きながらこれを書いています。
改めて聞くと、ホントいいアルバムですね、これは。
後半に進むにつれ、胸が締めつけられるように感じてしまいます。
ゴスペル色が強い“When I Go Away”(この世を去る時)から“Heaven’s Pearls”の流れがたまらなく大好きです。特に“Heaven’s Pearls”でのエイミーとの父娘デュオがまたたまらんのです。
−Trials of the world are all heaven’s pearls−
「この世の試練は すべて天国での宝物となる」

リヴォンについては亡くなった3年前、あれやこれやと日記に書き連ねたものです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1839404928&owner_id=24615039&org_id=1839676424

さて、ボブ・ディランとザ・バンドによるライブ盤“Before The Flood”。当時の邦題は「偉大なる復活」という大層なものでした。
高校1年の秋、クラプトンの“461 Ocean Boulevard”とほぼ同時期に買ったアルバムです。おそらく、自分が生涯で最も聞いたアルバムだと思います。
最初はディランのところばかり聞いていたものだけど、そのうちザ・バンドの演奏に耳が行くようになり、後はずぶずぶと…。
はじめはリチャード・マニュエルの歌う“I Shall Be Released”を聞いて「なんじゃこりゃ、変な歌い方だな」とのけぞった僕も、気がついてみれば「リチャード最高!!ハート達(複数ハート)」に。

後から聞き直してみると、ディランもバンドも荒っぽくて、細かいニュアンスには欠けるきらいもあります。でも、ディランの気迫とそれに応えるザ・バンドの演奏は、やっぱり素晴らしいです。
特に、白眉は“All Along The Watchtower”と“Like A Rolling Stone”ですね。
どうしてもこれが頭にあるものだから、あの武道館でのディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」は一体なんだったのかと、今でも思ってしまうのですよ。
同じ曲でも、英語とカタカナくらいの違いがありました。
古い話ですが。

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