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2015年04月14日13:43

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サヨクとウヨクの違いは国家と自己を同一視するかどうか。

左翼と右翼という定義は、
フランス革命後の議会構成、左に庶民、右に貴族が陣取ったのが始まりです。
王政が滅びた後ですが、当時も庶民は金持ちが嫌いですから、
「政府いらなくね?」「貴族もいらなくね?」と、
当時の社会構成を根底から覆すような政策を提言したりしています。
一方の右翼は、王政は無くなったとはいえ、
ある程度の集権国家にして、ピラミッド型の統治をしたほうがいいんじゃね?という感じで、
ある程度保守的な政策を示します。

それ以後も、左派というの基本的に新しい物好きで金持ちと権力が嫌い、というスタンス。
ただ、基本的には方向性が定まらず小政党が多数乱立するのも伝統芸と言えます。
その中で(珍しく)一定の支持を集めたのが共産主義ですが、
なぜか共産主義国家が国粋主義的な独裁者ばかりを産みました。※

なぜ左派なのに全体主義的な独裁者がいるのか、
その割に左派が右派を非難するときによく「独裁者!」「全体主義!」とレッテルを張るのか。
右派左派に関する一般人の混乱の原因は、そのあたりなのかもしれません。
この辺は左派の政治家は上手にイメージのすり替えをしています。
例えば右派の安倍首相を「ヒットラーだ!」と非難する左派政治家は多いのですが、
アドルフ・ヒットラーさんは左派ですからね、当時。

私自身は右派なんですが、最近、左派の方々との根本的な価値観の違いに気づいて、
議論を止めています。
このベースギャップを埋めない限り、議論が成立しないんですが埋まらないからです。

右派から見た左派の特徴は、「国家を自分と同一視していない」ということです。
どういうことか順に書きます。

例えば、尖閣問題について。
左派(の一例)「日中が仲良くできるなら、尖閣なんてあげてしまえばいいじゃん」
右派「だったらお前の家のものを俺が欲しいだけくれよ。」
左派「は?それとこれとは違うじゃん」

例えば、集団的自衛権について。
左派「なにがあっても反対!」
右派「俺がお前を殴ったらお前は警察官を呼ぶだろ?それと一緒だ」
左派「は?それとこれとは違うじゃん」

要するに、国家を家庭や個人に例えるということが左派にとってはナンセンスなんですよね。
例えば慰安婦問題に関しても、国と自分は基本的に無関係ですから、
いくらでもお金を出せばいいし、
冤罪(と右派が思っている)を被って日本が尊厳を損なっても、
自分のことではないので胸は痛みません。
すべては、悪しき日本政府単体のせいであり、
悪しき日本政府と戦う日本人であることで、世界市民と同じ仲間になれると考えています。
世界市民というとバカにしたように聞こえるのですが、
コスモポリタン(世界市民の原語)という考え方は立派な左派思想の一つです。

一方で、右派の国家と自己の同一視は滑稽でもあります。
まるで虎の威を借る狐のように、自分には何の特徴もないくせに
国が強いことを誇らしげにしてる阿呆。
確かにその通りなのですが、愛国心とは
自己愛→家族愛→地域愛→郷土愛と発展していった先のものなので、
家族が成功すれば喜ぶように、国の成功を喜べば良いともいえるでしょう。

結論としては、右派左派ともに理想論はコスモポリタニズムでしょう。
右派はその途中の国家という段階で止まっていますし、
左派は一足飛びに理想を追求しすぎなのかもしれません。※
うまくそのギャップを埋められる思想があればいいのかもしれませんが、
現状なかなか見つからないですね。※



※共産主義にかかわらず左派の理想論には、
理想的な統治者と理想的な国民が必要です。
しかしそんなものは存在しないので、政治的に対立すると「あいつは理想的な国民じゃない!」
というレッテルを貼りあって虐殺しあいます。
自分の「不都合な真実」が出ると、=理想的な国民じゃないということで100%失脚しますので、
やられる前にやるしかないのです。

これが右派の場合、とりあえず権力は大統領(首相)なり国王(天皇)なりが持っていて、
国民は普通であれば成立するので、政治家同士の虐殺仕合が始まらないのだと思います。
不都合な真実も、「良いところも悪いところもある普通の国民」なので
一定程度は容認され、最悪の場合罪さえ償えば出直しできるので、
虐殺までは発展しないからです。


※
労働者第一で有名な共産主義ですが、
発生当時、資本家に一方的に搾取される労働者というものが発生するほど
ソ連は工業国ではないため、中核となる労働者は存在しませんでした・・・。
そしてその後国民は、兵器生産のため馬車馬のように働かされ、
ソ連の国家そのものに一方的に搾取されるのでした・・・。


※
宗教であればいいものがあり、浄土真宗などはかなりいい線いってます。
欧米に広まれば一定の人気が出るでしょうね。
阿弥陀様が主役ですが、神とよびかえても自分の中の良心とよびかえても別によろしい感じがします。
儀式や作法を除いて基本の考え方を追求すれば柔軟な宗教です。
ただ、宗派としてはかなーりどす黒い歴史もおもちです・・・。




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