１８切符で飯山線・リベンジ一人旅〜その５

新潟県にはいると千曲川は信濃川という名前にかわります。
このへんは日本有数の豪雪地帯だそうです。前月はそうとう雪あったのでしょうね。
冬と春の境目を観てきたような。。しかも季節が逆戻りで。

十日町で２０分くらい停車。何もない駅だし。
ローカル線はしかたないですね。途中だって単線の交換待ちありますから駅停車は長いです。
都会では慣れていない、自分で開け閉めするドア。これむしろ増えていませんか？
効率いいもんね。すいてる路線はこれがいいですよ。エコですもん。

終点の越後川口も何もない駅でした。ここまでくる乗客はすくないし。
乗り継ぐ上越線まで１時間ある。駅を出て散策しようにも何もない。
ゆいいつスーパーマーケットがあったのでコロッケとビール買って、誰もいない駅の待合室でやってましたよ。吉永小百合さんのポスターと一緒にね笑）。

やっと来た上越線は混んでました。学生さんたちでね。
その学生さんたちも駅が行くとどんどん降りていって、越後湯沢までくるとすいた。
前月は新幹線開通日前日で、消え行く列車や１８切符で行ける最後の区間などで、この列車で関東に戻る人大勢いたのに、今回はふつうの平日ですから乗客少なめでした。
それでも上越国境を越える電車は少なく、これが最終電車なので利用する人は一定数いるのでしょう。昔は難工事で大変だった清水トンネルをあっさり１８切符などという低料金で通過させていただきます２１世紀です。もちろんまだまだ雪は深いですよこのあたりは。

トンネル抜けて水上に着いた頃はすっかり暗くなりました。
１本あとの電車まで１時間半あるので、前回同様の水上温泉街にある日帰り湯￥５５０に行きました。駅から１２〜３分。暗い道はひとりでは切なさが漂いますが、旅は基本はひとりですからね。
１日の旅は人生の縮図です。前にも思ったんですが、水上温泉街、あまりに静かすぎませんか？　地元伊東の街もさびれていますが、こんなに誰もいないものでしょうか？
お風呂には数人いましたけどね。帰りの電車にもどる旅のご同輩も一緒に暗い道を急ぐ。

で旅は終盤です。
水上〜高崎〜赤羽〜新宿〜渋谷２３時台の喧騒のなかに戻って来ました。
もちろん帰りはほぼ爆睡でしたけどね。
とにかく１８切符は何かあると帰って来れないことあるので、無事帰宅はよろしいことです。
だんだん利用可能区間が減少していますが、やはり１８切符一回分￥２３７０は偉大です。
だって飯山線全区間の運賃はそれ以上ですもん。

夏もどこかコース考えましょ。
やめられませんね。