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2015年04月10日23:14

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「カフェ・ド・フロール」 「あしたになれば」 「ブルー・リベンジ」

7日は 「カフェ・ド・フロール」、

8日は 「あしたになれば」
     「ブルー・リベンジ」 を観に行きました。

9日は出勤前に 「サムライフ」を観に行ったんだけど
映写機のトラブルで上映中止になってしまった…!
次週は朝 9:00 の回だけなので 観に行けないかもしれないな…。



「カフェ・ド・フロール」、

「ダラス・バイヤーズクラブ」('13)のジャン・マルク・バレ作品ですが
これは '11 の作品なので ずいぶん遅れての公開ですね。
60年代のパリと
現在のカナダ モントリオールの物語が並行して語られるので
どこでこの2つが繋がるのだろう…?と思いながら観ていたら…
確かに繋がったけど
え!まさかそんな…!という繋がり方に
心底びっくりしました。
60年代パリでカフェ・ド・フロールだから
てっきり あの有名な「カフェ」が舞台の話かと思っていたら さにあらず
マシュー・ハーバートの楽曲の曲名なのでした。
愛と執着と運命が
こんな風に2つの物語を紡ぎ合わせるなんて…!
心が震えました。いい映画です。



「あしたになれば」、

三原光尋 監督作品。
町おこしのご当地グルメコンテストに参加することになった
男子校,女子高の混成チームの青春譚です。
え?これって現在の高校生の話ですか!! ってくらい
うそみたいに正統な青春ストーリーで、
一応スマホでLINE とかしてるんだけど
あまりにいい子たちの 爽やかな青春譚なので
とても今現在のお話とは思えなかったりもするのですが、
高校生の青春―なんて
たぶん普遍の爽やかさ、正しさ、切なさでできているんでしょう
だからこっそり感動したりできるんでしょう…
そんな風に思いました。
ご当地グルメコンテストで勝負するのが
ドーナツってのは 
ちょっと勝てない気がするけど…ね(笑)。



「ブルー・リベンジ」、

これも「未体験ゾーン」の1本だったらしいのですが
そのくくりとは別に 単独で劇場公開されました。
未知の作家ジェレミー・ソルニエ監督作品で
カンヌの国際批評家連盟賞受賞のほか
13年の様々な映画祭で高評価を得ています。
およそ暴力とは無縁の大人しい男が両親を殺めた男に復讐する…というお話ですが
爽快感がない…というか
もとより 復讐やそれにまつわるサスペンスを読ませるのではなく
(もちろん そこが面白くはあるのですが)
暴力とは何か…?みたいなものを
いやだいやだ 暴力は絶対いやだ!!!みたいな主人公が思考し続ける
不幸をこそ 読まねばならない映画なのだと思います。
よかった!
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