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2015年04月05日19:22

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VS闇斬騎

【TRPG感想】
先日は魔獣戦線で水無月さんがGMの魔獣戦線(注1)でした。

普段から黒い黒いと言われている水無月さんのGMですが、今回は色々と幸運が重なったのかいい終わり方でした。
やっぱり面子って大事よねー。

ではまずはキャラ紹介から。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):葉月頼子(ハヅキ・ヨリコ)(黒)
性別/年齢/種族:女/16/人間
クラス:審判
ゲーム的特徴:
「源頼光」と「酒呑童子」の2つの魂を受けつぐ転生者。
以前は前世パワーを生かしたカリスマで調査もしていたが、今回のEVで気を爆発させる能力を強化し、前衛としてパワーアップ。

本来PC番号の存在しない魔獣戦線では珍しく堂々のPC1という感じであった。

ロール的特徴:
前世の記憶から「力取り戻すためには今の人格を消すべし」と言われて自分の存在に悩む少女。
今回のセッションのテーマである「英雄」ととてもマッチしていい感じでした。

全く本筋とは関係ないが、たまに挟まれる巨乳眼鏡アピールが笑いを誘う(笑)。

その他:
実はフィロスと同期(注2)の黒さんです。
でもふりかえってみるとなんと7年ぶりの共闘。
偶然の産物とはいえ珍しいこともあるもんである。
お互い魔獣戦線歴が長くなってきたので、阿吽の呼吸というと言いすぎだが、黒さんの様々な提案のおかげで今回のセッションも楽しめました。
ありがとうございます。

■名前(PL名):綾羅木晃(アヤラギ・ヒカル)(妖斗)
性別/年齢/種族:男/40/男
クラス:女帝
ゲーム的特徴:
美しい炎の守護神に守られたイケメン俳優。
セッション中でもその渋さとイケメンオーラを振りまく。

ゲーム的には前衛+封印型。
今回の締めでも彼がきっちり封印してくれたおかげで勝つことができました。

ロール的特徴:
主にタイピング速度の関係で他の二人よりも露出が少ない(苦笑)。
ただ、一言一言がささるいい台詞なのでかっこいい。
イケメンがたくさん出てきた今回のセッションの中でも一二を争うイケメン。

その他:
前回もご一緒した妖斗さんです。
ロールもゲームもそつなくこなすベテランさんです。
目立つところはないのですが、一緒にプレイしていると安心感が違います。
またよろしくお願いいたします。

■名前(PL名):羽遠瞳(ウオン・ヒトミ)(フィロス)
性別/年齢/種族:男/32/犬妖怪混じりの人間
クラス:戦車
ゲーム的特徴:
目にもとまらぬ高速体術が売りだが、最近は煮えた決め台詞等のロールプレイ部分でもっぱら話題になることが多い。
フィロス的には久々に「嗅覚」というファクターを使えたのでちょっと嬉しかったり。
指摘されるまで指輪を臭いで探すという瞳の見せ場に気がつかなかったのは秘密だ(苦笑)。

ロール的特徴:
今回も気持ち良くロールプレイができました。
敵にも味方にもかっこいいのがいると、負けたくないって張り合いたくなりますよね。
張り合えているかは読者の方の判断に一任するとして。

頼子ちゃんが凹むロールを見て「あー、これは何回か続けてセッションで声をかけてあげるといい感じに育ちそうだなぁ」とかにやにやしてみたり。
他人の成長を見るのが楽しいあたり、瞳も立派なおっさんになってきました。
このまま暑苦しいおっさん道を極めていきたいと思います。

その他:
魔獣戦線のヒーローと呼ばれてこそばゆい瞳のPL、フィロスです。
毎回水無月さんや他のPLさんが持ち上げてくれるおかげで瞳はここまでやってこれたので、フィロスのPCではあるんですが、すでにフィロスのものではない感じがしますね。
心地よいプレッシャーを毎回感じながらロールプレイしてます。

◆粗筋
魔獣戦線はログが公開されています。
ちょっと最近サーバーがとらぶったりしていて安定していませんが、
今は以下のURLから見られる、はず。

0時より前はこちら。
http://www.koi-chan.mydns.jp/~server-admin/irc-log/maju-butai/20150404-TRPG.txt
0時より後はこちら。
http://www.koi-chan.mydns.jp/~server-admin/irc-log/maju-butai/20150405-TRPG.txt

感想ではポイントを抜き出していく感じで。

■登場フェイズ
晃さんはいつも通り表の仕事の合間に依頼を受ける。
総帥マーリンが円卓の騎士の舞台劇を見ている演出になり裏で「お前は本物のアーサー王知ってるじゃん」と突っ込まれたり。

そして頼子ちゃんの登場フェイズでは、襲われる少年を助けるために身体をはって魔獣と対峙。
今回の魔獣は寡黙なイケメン騎士と、それを「わたいの英雄様(はあと)」と応援する女性の2人組み。
前世に英雄を持つ頼子ちゃんは、少年を守るために戦いますが、まあ情報判定の魔獣戦闘で勝利するのは難しいので、通例どおり敗北。

その瞬間、疾風のごとく現れた瞳が頼子ちゃんを救出。
魔獣たちの前から逃走しました。

実は今回、セッション前に黒さんから登場フェイズについての相談がありました。
こそこそ話し合った結果「頼子ちゃんが魔獣に負けたところを瞳が助けに行く」という登場フェイズに。
昔は、セッション参加が決まると平日でもチャットに詰めて、登場フェイズの相談したりしていたので、なんだか懐かしい感じでした。
今はリアル事情で忙しくてそんなことできないんですが、メールで簡潔なやり取りをいくつかしただけで今回のコラボができたのは黒さんがうまく立ち回ってくれたおかげかなーなんて。

■邂逅フェイズ
巨乳の女の子の服をめくってお腹を確かめるラッキースケベ展開(爆)。
そんなネタを挟みつつ魔獣の最新情報を確認。

なんだか情報が多く混乱しかけるが……実は今回の面子は調査が専門のPCはいないので、なるようになるさと調査開始です。

■調査フェイズ
晃さんが魔獣になった騎士の彼女に話を聞きに行く渋いシーン。
対照的に瞳は魔獣を撃退した暴走族を脅して話を聞くシーン。
シリアスとギャグの落差が激しいシーンでした(遠い目)。
だってGMが面白いNPC出してくるんだもん。乗らなきゃもったいない(笑)。

魔獣戦線では各PC2回だけ調査のチャンスが与えられるわけなんですが、なんと1回目が一巡した段階で全員ダイス目が振るわず調査が難航。
妖怪イチタリナイが2回も降臨したのが原因ですかねぇ。
しかし参加者たちはベテランでした。
わずかな情報から推理を積み上げて、2回目の判定では見事に弱点を解明。
ここで推理が明後日の方向に行くとゲーム的に詰みかけることも多いんですが、比較的楽な気分で戦闘を迎えることができました。

■集合フェイズ
弱点対策について話し合ったり。
ぐるぐるネガティブロールを続ける頼子ちゃんを瞳が励ましたり。

■戦闘フェイズ
いよいよクライマックス。
ロールプレイも最高潮(注3)です。

まずはGMが敵NPCの女の台詞を長口上。

女NPC「わたしたちは愛し合っていたし、彼は本物の英雄だったわ。でも彼は死んでしまった」
女NPC「そんな世界は間違ってる!!(だから世界を壊す)」

それに対して頼子ちゃんが答える。

頼子「本当は、わたしの身体はわたしの中の英雄のもの」
頼子「わたしも、貴女と同じ(英雄を勝手に自分のものにしていた)」
頼子「だからわたしは、貴女を否定し、わたし自身も否定し続ける!」

そして裏では「どうしよっかな」とか言っていた瞳も続きます(笑)。

瞳「お前と葉月ちゃんは全然違うよ」
瞳「あんたが世界を否定するほど『諦めない』のはすげえ。でも、そのために他人を『諦めさせる』のは違うよな」

最後は晃さんが締めました。

晃「俺が…いや俺たちが断ち切ってやるよ。あんたを縛る『鎖』から」

いやあー、かーなーり時間かかりましたが、この戦闘前口上のやりとりは熱かったですねぇ。

ちなみに勝負は楽勝でした。
弱点が2個とも判明している上に、きっちり裏技まで封印される始末。
判定2回だけで魔獣はKOです。

そして魔獣が倒れた最後の瞬間、今まで寡黙だった騎士が口を開きます。

魔獣騎士「(とどめをさした頼子に)君の名は?」
頼子「わたしは、……葉月頼子です」
魔獣騎士「誰でもない、君に。″葉月頼子″に倒されて、私は本望だ」

この台詞を聞いて裏でフィロスが狂喜乱舞していたのはうるさいので割愛しましょう。
ここでは紙幅の関係で細かいニュアンスははしょっているので、
ぜひとも本家のログを見てほしいですね。

■退場フェイズ
晃さんと頼子ちゃんが騎士本部で遭遇したり、瞳が魔獣騎士の墓参りしたり。
最後は頼子ちゃんの台詞で締めましょう。

頼子「少しでもいいから、変えていこう。私自身が誇れなくても、助けられた人たちが誇れるような、そんな騎士に」

◆反省と考察
ロール:5点
ゲーム:5点
ストーリー:5点
ボーナス:3点

ロールとゲームは申し分ないでしょう。
ここまで熱かったロールプレイは久々だったなーと。
今回瞳は脇役だったけど、こういう話の中心にいてみたいね。

ゲームも素晴らしかった。
ダイス目に助けられたわけではなく、PLたちの推理によって弱点を暴くってのはやっぱり気持ちいい。
もちろん運が良かったってのもあるけれど、PLたちが積み重ねてきた経験が結実したものと表現しても過言ではあるまい。

ストーリーもちょっと贔屓目だけど満点でいいかな〜。
各PCが頼子ちゃんという軸でうまくまとまってたなーと。
PC番号を明確にふらない魔獣戦線だけれど、今回みたいにPCの年齢に幅があるとか、わかりやすい「主人公」がいると物語が締まると思うなぁ。
参加者がシナリオ作成前にわからないから現実的には難しいと思うけど。
魔獣戦線にしては珍しく、本体が元から死んでいたので騎士が手を下したわけではないってのもフィロス的高ポイント。

ボーナスは3点。
なんかないかなーと探したんだけれど、あくまでどれも「普通の積み重ね」の結果高いレベルになってる感じなので、実は特別なボーナスはない。
あえて辛口に表現すると、ロールやゲームが「フィロスの予想の最高点」であって「予想を超えた」わけではないのが3点の理由。
それ以上は予想を超えた部分なので、なかなか言語化が難しい。

○良かった点
・熱いロールプレイの応酬!
・黒さんGJ。

○悪かった点
・時間かかったなー。
・これが魔獣戦線の到達点? そんなわけないよね。

では個別解説。

・熱いロールプレイの応酬!
これは説明するまでもないよね。
ログを読むべし。以上。

・黒さんGJ。
登場フェイズの事前相談から、シナリオ中の動きまで。
今回のセッションは黒さんが八面六臂の大活躍をしていた。
フィロスの持論であるが「PLがGMと同じぐらい色々を準備したり、行動するセッションは面白くなる」を地でいっている感じがした。
素晴らしい行動に拍手!

・時間かかったなー。
熱いロールプレイの代償(苦笑)。
22時スタートして戦隊が始まる7時半まで。
実に9時間半である。
戦闘が判定2回で終わったことを考えても、ロールプレイにいかに時間をかけていたかが推し量れるというもの。
できれば5時〜6時ぐらいに終わってくれるとありがたいんだけど、密度の濃いゲームはなかなか難しいものである。

・これが魔獣戦線の到達点? そんなわけないよね。
ここまで読んでいただくとわかるように、今回のセッションは非常に大満足なセッションであった。
「こうなったらいいのに」をほとんど達成している素晴らしいセッションだった。
ただし、フィロスは知っている。
世の中にはもっと面白かったセッションがある。
フィロスにも具体的に見えていないので表現が難しいが……。
ヒントは黒さんの動きにあるような気がする……。

チャットに頻繁に顔を出し、BGAを積極的に行い、他人のPCに絡んでいく。
一言で言うなら「魔獣戦線を全力で楽しむ」ってことかなぁ?


さて、未来への宿題を残しつつ、今回の感想はこれにておしまい。
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