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2015年03月30日22:53

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守るべきものの違い

旅券返納命令 依然疑問の声も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3346320

「まるで“収容所列島・ニッポン”に閉じ込められているような気分ですよ」と言うけど、それは日本の力が及ぶ範囲だからできるんです。


現地は日本の力はおろか、諸外国の力も及びません。アメリカを見ればそれは一目瞭然です。アメリカも多くの人質救出作戦を行いましたが、ほとんど成功しませんでした。


殺害された後藤氏も、万全な態勢で取材をしていましたが、あのような悔しい結果となってしまったのです。


ジャーナリストの活動は確かに世論を動かし、争いを止めることもあるかもしれません。

かつてスーダンの内戦を取材したもので『ハゲワシと少女』という写真があります。当時スーダン政府は国内にジャーナリストを入れないようにしていましたが、写真を撮影したケビン・カーター氏は飛行機をチャーターして現地に入りました。その後、撮影を続け、ハゲワシが踞っている少女を狙っている様子を写真におさめました。これをきっかけに国際世論が動き、スーダンの内戦を終結させるために圧力がかかりました。


その後ケビン・カーター氏はピュリッツァー賞を受賞しますが、暫くして『何故少女を助けなかったのか?』『報道か人命か』と問われ批判を浴び続けて、賞を受賞した約1ヵ月後に『人生の苦悩が、生きる喜びを上まわった。』という言葉を残し、自殺してしまいました。


確かに、ジャーナリストにとって現地の様子を伝えることは大切です。しかし、政府にとっても国民の命を守るこは大切なのです。
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