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2015年03月16日10:23

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先月のニュースで考えたこと

 後藤健二さんと湯川遥菜さんの2人が過激派組織「イスラム国」(IS)によって人質として拘束されて殺害された事件で、その後、多くの高校ばかりでなく、小中学校においても授業内で、実際に殺害された動画や写真を生徒に見せたということがニュースになりました。

 一部の生徒は過呼吸を起こすなど、精神的なショックから体調不良になったりもしたそうですが、この問題の本質は一体どこにあるのでしょうか。

 ネット上の議論で、肯定派の意見としては、「命の大切さを教えようとした」「イスラム国の本当の残虐性を知らしめるための授業だ」などと書かれ、恐らくは授業をした先生達としても、そのようなコンセプトで生徒達に“指導”をしていたわけであり、まさかふざけてやったことではないと考えます。

 しかし、これは親の立場から見れば明らかに行き過ぎた指導であり、自分の子供にこんな授業をされたら、こちらとしても断固として抗議をすると思います。

 僕が考えるのは、こういう授業をした先生達は、あるいは御自身にお子さんがいないか、またはその可能性が高いのではないかということです。

 仮に御自身に子供がいれば、そのようなことを子供がどう感じるか、またはその親がどう考えるかということをもっと深く考えると普通に思うのです。

 塾や予備校の先生に独身者が多いことはよく知られていますが、昨今は学校の先生にも独身者が増えて来ているようです。

 そういう時代と言えば時代なのかもしれませんが、僕は自分の子供達に、できることであれば御自身にも子供のいる方に教えてもらいたいと感じてしまいますし、現在は独身の方であっても、そういう方向に向かっている方にお願いしたいと思ってしまいます。

 親が子を思う気持ちを先生方と共有できれば、少なくとも前述のような問題は起こりづらいはずですし、指導に対する考え方は様々であるにしても、そういうベースが共有できていれば、たとえ親と先生の方針に多少の違いがあるにしても、最終的には分かり合える部分が大きいはずなのです。
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