夕方ごろ、へやのなかで変な音がひびいた。
ちょっとまえに古い外部DVDプレーヤーにリージョンちがいのDVDいれたら、ふつうなら止まるはずがなぜか12時間ぐらいごっとんごっとんと動いていたことがあった、あとできがついたのだが、ドライブはこわれた。それとおなじような音ではあるが、電気製品はなにもないエリアだった。本がつみかさねてあるだけ。
そして異臭がただよってきた。キャンプのときに白ガスをこぼしたような臭いだ。ガソリンは発火しやすいので、テントの中やクルマの中でこぼれると危険である。
さすがに大元を探した。書籍流を掻き分けてそれを見つけた。
正体はスプレー缶であった。ちょっと特殊なもので、1年ほどまえにアマゾンで買った、ラベルはがしスプレーだ。これが自然に劣化して中身があらかたぬけたとき怪音をたてていたらしい。悪臭は有機溶剤の臭いだな。
スプレーは屋外に移動。部屋の中からは臭いが消えない。
いま、とても寒いのだが、窓をオープンする。それでも臭いが消えない。
このまま眠ると死にそうな気もするな。
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