2015/02/25

今日の日記は、とても重い上に　人それぞれに色々な意見があると思います。


神無月さんの日記をみて　非情だが現実を考える。

移民の受け入れとかは別として　出生率が２以上でなければ人口は減ります。
みんなが決めたことですが、　日本は　年金が世代間扶養です。
とりえあず２人以上の子供が出来ないと困る仕組みです。
しかもその２人が更に将来子供が作れる人であることが前提です。
ダウン症については、残念ながら　此の時点でどうするのか考えなければなりません。
勿論　障害を抱えている方にも生きる権利はあります。

私の母は群馬県の出身ですが　私が子供の頃に　私に向かって　凄い恐ろしい事を言いました。
『昔は　障害を抱えた子供が生まれたら　育てなかったもんだよ。』


今　周りを見ても２人どころか１人も無理。そもそも結婚が金銭的に無理だと言う人は多いと思う。

結婚出来ないとかに対する持論だが、原因として日本人は我慢が出来なくなっていると思う。
慎ましく　日々　勤勉になる事が忘れられたと言うか　清貧を貴ぶ事が無くなった。
今日　食べる事が出来て　寝る所が有れば幸せ　ではなくなった。
結婚して２人以上の子供を儲けることで自分の生活が苦しくなれば、そもそも結婚しない。


で、私はどうか。

私は　父方の祖母の人生　と　父方の祖父が死んだ時の経緯を聞いて、
兎に角　今　自分が生まれて　生きている事が如何に幸せなのかを日々思う。


前の日記に書いたが、父方の祖父は極寒の満州に出兵し、北朝鮮の捕虜収容所で獄死した。


父方の祖母が死んだ際に、父が私に語った事だが、
祖母は、石川県金沢市にて義母に１２歳頃に女郎屋に売られそうになった。
連れていかれる前日に祖母の実母の兄が　自転車で祖母を隣町の駅に連れてゆき　夜明けの始発の汽車で遥か遠い横浜の金沢八景に住んでいる親戚の八百屋さんに送った。


何かに行き詰った時　や　辛い時、
祖父母の人生を考えると、自分は恵まれていると思う。

今は何とか仕事を貰って生活できてる。

この先に何かあって貧乏になったとしても
生活保護を受けて暮らさなければならなくなったとしても
私が捕虜収容所で獄死することもないし
妻が女郎屋で働く必要のないのだから。