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2015年02月25日18:55

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コンビニ工場で仙人修行

オカルト本が好きなので、仙道関連の本もいくらか読んだ。小周天、大周天とか、夢枕獏の世界でも聞いたこともある人も多いいのではないか。
仙道の修行の最終段階で、ご飯を炊いてそれを便所に捨てる、というのがある。一般的な人間の規範を超えるための修行なのだ。一般人にとってはたしかに心理的ハードルは高いですな。

しかし、先日、私はそれを盛大にやってしまった。

7*とかの食材工場で数日バイトをしたのだ。いろいろな仕事を割り当てられた。ひたすらレタスの選別とか、大量に流れてくるスパゲティを指定のグラム数だけとりわけるとか、イチゴのケーキの制作とかだ。

廃棄の仕事も多かった。食パンのヘリや耳などを、一般的にも使われるゴミ袋一杯、まとめて捨てるなどというのは序の口。卵焼きとかハムのカットし損ないだけを袋にまとめて生ゴミ置き場へ運んだりもした。

サンドイッチ作成もしたが、最終的に余計になったモノとか不良品の、店頭にならべてもおかしくないようなものを、ともかく袋破いてゴミ袋いくつかに入れるなどという仕事もあったのだ。


コンビニのサンドイッチなんか300円ぐらいを超えるゼイタクなものも多い。オニギリより内容物が多いし、手間がかかるからやや高くなるのだろう。
これを廃棄せずホームレスに配るとかすれば何人も助かるだろう。残飯として北朝鮮に送ったらそうとうな人数の命が助かるだろう。

いや、しかし、一方で店頭販売してるんだからそれはできないわけだよなあ、とは理解できる。
コンビニで手軽に食料を手にできる我々は、飢え死にしそうな連中のことは、それはそれとして、考えないでおくのが当然なのだ。


ああ、これは、あの仙人の修行じゃないか。いま、自分は人間の常識を超越していくころなのだ、などと考えた。
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