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2015年02月25日15:40

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【音楽】ってなんだ? 素朴な疑問

この疑問に気付かされて、音楽を本格的に始めることになった。
40年くらい前のことだ。HPに少しづつ書いているが、答えは見つからない。

若いうちから多くの音楽に触れておくことが大切なワケ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=3289785

音楽療法自体は、かなり前から導入されていて、最近の
出産とか手術には、リラックスできるように、好きなBGMを
流せたりできる。

でも、認知症などに対する効果など、ドキュメンタリー映画になったことで
さらに音楽療法の認知度があがるだろう。

科学的には、記憶と結びついていることを証明して、効果を測定
できるが、私は「心」だと考えている。

その音楽を聴くと、その時の精神状態とシンクロして、過去の記憶と
共に蘇えるのだ。

音楽には、不思議な心のシンクロが多数あって、同じ時間、大勢で
同じ精神状態を共有したり、シンクロしたり(ライブとか)

それを、万という単位の人間が出来るのは、音楽以外にない。
かなり特殊で、ある意味で異常な光景とも取れるほどなのだが、
その理由を説明できないのだ。

でも、学校の音楽の授業で合唱など、当たり前に、自然に行われているし
古代から、作業用の掛け声でも利用されてきた。

なんとも、人類と密接な音楽なのだが、なぜ、音楽だと、そうなるのか
分かっていない。

生まれて間もない赤ちゃんでさえ、音楽に合わせて、体を動かす。
本能なのか、DNAなのか、最初から人間に備わっていると思える。

その能力の意味、目的は何なのか? 謎は深まるばかりだ。

6世紀のローマの音楽理論家、ボエティウスは、音楽を以下のように
分類している。

・被造物(神)の音楽
・人間の音楽
・天体の音楽

人間が鑑賞するだけでなく、世界を構成している調和とか秩序も
音楽だとしている。つまり、ボエティウスは、
「宇宙は、音楽的調和によって統合されている」と述べている。

しかし、ジョンケージは、音の無い空間に宇宙の音楽があるとか、
調和しない音楽も音楽であったり、破壊的な音楽・・・
もう、なんでも「有り」なのだ。

でも、宇宙の調和の力があるなら、世界で起こっている戦争地域で、
同じ歌を歌えば、調和できるかもしれない。

IS、ボコハラム、ウクライナ、敵対する国同士で、同じ歌を歌えば・・・

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さて、私の場合はちょっと特殊で、いくつかの段階で強烈な記憶と
結びついている。

1.音楽を始めたきっかけ
いわゆる「衝撃」を受けて、作りたいと思った曲だ。
普通は、これで楽器を始めるのだが、私自身はギターをやっていて
方向が特に無かったころだった。
普通なら、この曲をコピーするんだろうが、私は音楽全体に影響を
受けたのでコピーはしなかった。

2.完全コピーの曲
そこから、3年後ギターで完全コピーをすることになる曲と出会う。
後にも先にも、ほとんどのテクニックや理論が身に付いた曲だ。

3.人生で最初のオリジナル曲
ライブのために、すべてオリジナルを作ることになって、最初に作った曲。
戸隠へ行く車の中で、この1曲だけを5〜6時間聴いていたろうか。
(作曲の段階で、何百回を聞いているんだが・・・)

その後、この曲は、ライブのメンバー、ドラムのkameさんに]聞かせたが、
「武者震い」をしていた。彼にとっても、貴重な体験だったかもしれない。
(プロを目指している人が、音楽を聴いて体が震えるなんて、滅多に無い)

4.仕事で作った名曲
さすがに、1400曲以上(未発表含む)作っていると、「天から降りてくる」
ような曲が出来上がることもある。

何度聞いても、自分で作っていながら、胸がキュッと締まるのだ。
不思議な事に、この曲は過去の思い出と結びついていない。
記憶はPC98と作業中の私の部屋だ。

でも、浮かんでくるイメージはいつも、草原に小さな小屋があって、
夕暮れ時に星を眺めながら、焚き火をしている姿・・・・

私の心が目指しているものなのかもしれない・・・


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