mixiユーザー(id:19500344)

2015年02月22日17:52

216 view

冗談から三峰山

フォト


Fさんが、「2月21日に予定が空いている方どこか関西の雪山に登りに行きませんか?今の所マイミクさんと二人で行く予定です。もし、車を持っている方がいれば出してもらいたい。って図々しいやつです(笑) 」と書いていた。
「行きたい\(^o^)/けど長野だし(~_~;) 」というコメントがあったので、「 行きたい\(^o^)/けど逆方向だし(~_~;) 」と冗談で書きこんだら・・・
本当に行くことになってしまった!!!

2月21日

みつえ青少年旅行村には8時過ぎに着いた。 逆方向からバスで来る、Fさんとよっぴさんを待つ。 1時間以上してから二人を乗せた「霧氷号」のバスが着いた。

フォト

窓から若い女性の顔が見える。写真で見ていたFさんだ。初対面だ。
そしてよっぴさん、Fさんのマイミクさんで、ほとんど前情報がなかった。 二人共、娘と言っていい年齢の若い女性だ。
こんな組み合わせは初めて。 一体どんな山行になるのかしら?

不動滝コースを行く。しばらくは林道歩きなので、並んでおしゃべりしながら歩く。
山道に入ると、雪が凍っていて滑りやすいのでアイゼンを付ける。
よっぴさんは、初登山が初心者同士での槍ヶ岳というなかなかのツワモノだ。マラソンもしているという健脚。Fさん、私、よっぴさんの順で歩く。

フォト


今日は素晴らしいお天気だ。朝は冷え込んだが、気温は次第に高くなっていく。 期待していなかった霧氷だが、やっぱり、ちらちらとしかついていない。

フォト

登り尾コースとの合流点の避難小屋の前で休んでいると、単独行の男性がよっぴさんに写真を撮ってほしいと頼んできた。
う〜〜〜ん、60代くらいのおじさんかなあ〜〜〜

三峰山山頂の手前には御嶽山のビューポイントがある。遠くに白い山が見えるが、どれが御嶽山かはよくわからない。

フォト


お昼近くの山頂近くには大勢の人が休んでいた。
先ほどの単独行の男性が我々3人の写真を撮ってくれる。 若いよっぴさんは、単独のおじさんにもてもてだ。

フォト

私たちはここから稜線を東に行った平倉峰まで行くことにしていた。 私とFさんはスノーシューを付ける。

フォト


すると、その男性も一緒に行くと言いだして付いてくる。
この男性、実によくしゃべる。マシンガントークなんてもんじゃない。
右手にマシンガン、左手に機関銃って感じだ。
「お腹すいた。」「まだ先なの?」「帰りが遅くなるよ。」
そのたびに「自己責任で!!」と突っぱねる。 勝手に付いてきたんだもの・・・

フォト


一見60代かと思ったが「アラフィフ」と言っている。50近い年齢なのか。ええっ〜〜〜、私より年下なの?
私には「アラフォーくらい?」なんておせじで聞いてくる。 「アラカン」とは言わずに笑ってごまかす。

平倉峰に着く。地元の夫婦がいるだけだ。
素晴らしい展望が広がる。

フォト

フォト


ここでお昼にする。
例の男性が袋一杯のチョコを出す。「つかみ取りして!」と言うが、Fさんもよっぴさんも少ししか取らない。
「ほら、もっとしっかり取って!」と言うので、私が大きな手でごそっと取ったら「そんなに取るの?」なんて言う。
おいおい、たくさん取れと言ったのは誰なんだ・・・冗談は通じないぜ!!

フォト

帰りのバスは最終が4時なので、あまりゆっくりとはしていられない。
三峰山に戻ると、まだ大勢の登山者が昼食中だった。

八丁平に向かう。ここからは台高の山が良く見える。雪は少なくなっていたが、誰かが作った雪ダルマが残っていた。

フォト


後は登り尾コースを下る。途中で雪が融けてぬかるみになっている場所がある。
滑りやすい所もあって私も危うく滑りかけたが、何とか杉の木に捕まって事なきを得る。

3時過ぎに登山口に戻った。
Fさん、よっぴさん、男性は4時のバスまで待つ。私は一足お先に車で温泉に向かう。

若い女性との山歩き、楽しい一日だった。いつもはしないような写真のポーズもやってみた。
あの男性はうるさすぎたが、カメラマンとしてはありがたい存在だったかな?

「瓢箪から駒」ならぬ「冗談から三峰山」
「また、山に行きたい日にはスケジュールにアップすることがあると思います。日が合えばご一緒しましょう。冗談は通じませんよ。本気にします(笑)」
帰ると、Fさんから嬉しいメールが届いた。

次は本気から始まる山にご一緒しましょう!!
これからもまた、いろんなマイミクさんたちと山歩きしてみたいな。
皆さん、冗談でもいいから声をかけてくださいね!!!


16 36

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する