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2015年02月16日19:40

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四半世紀を経て…:2/14 ノーマン

KERN "The Song Is You"
RODGERS "Lover"
RODGERS "Falling in Love with Love"
SATIE "Je te veux"
RODGERS "With a Song in My Heart"
GERSHWIN "I Got Rhythm"
WEILL "September Song"
KERN "All the Things You Are"
GERSHWIN "But Not for Me"
POULENC "Les chemins de l'amour"
GERSHWIN "The Man I Love"
ELLINGTON "Sophisticated Lady"
ARLEN "Stormy Weather"
GERSHWIN "Love Walked In"
BERNSTEIN "Lucky to Be Me"
ARLEN "Hooray for Love"
PORTER "In the Still of the Night"
SCOTTO "J'ai deux amours"
DUKE "April in Paris"
BIZET "Quand je vous aimerai - Habanera" from Carmen

Jessye Norman, Soprano
Mark Markham, Piano
Colin Davin, Guitar and Mandolin
Ron Carter, Double Bass

ノーマンはジークリンデを聴いて、シェンクのパルジファルの新演出の初日を聴いたのが多分最後。そうなると23年11か月振り(!)一人の音楽家の実演間隔としては多分今のところ最長不倒。
声は、自分のおぼろげな記憶からするとだいぶ細くなった印象。声量もだいぶ控えめになったが、かといって他の歌手と比べて小さいわけではない。ここぞというときの声は2804席のカーネギーホールを震えさせる威力はある(といいつつハコはそんなに大きいわけではない。容積はオペラシティ・サントリーホール以下?席数が多いのは上階席の列が多いから。当然、いろいろと音響面での犠牲は伴っている。)
ただ、もともと表現の彫りの深さで売るタイプではないだけに、ノスタルジー以外の本当の付加価値があったのかという厳しい問いには、うーん。自分が今日の作品領域への土地勘が殆どないこともあるが。でもさすがにプーランクやバーンスタインや、それこそカルメンには何かしら反応するはずだよな。

いずれにせよ観客席は大盛り上がり。初の当地一般参賀を体験。当地の人々の彼女への思いは、クライバーン同様、我々外国人には共有しえないものがあるのかもしれない。
もちろん全盛期の彼女の肉厚な声はユニヴァーサルな魅力があったし、クライバーンと比較するのも失礼かもしれないが(更に言うと、別にこの日の歌唱は決して悪いものではなかったが)。

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